平成14年3月16日。
 
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かえるは、「女の子がお化粧をしないなんて、詐欺」とあるお姉さんに言われた事があります。
どうやら、「内面を磨けばそれで良いという人が多いけれど、中も外も磨かなければ光らない。」
と言う意味らしいです。

・・・・取りあえず、とてもびっくりしました。

かえるの周りに居た人は、「外見を磨くより、まず中身!!」という意見の持ち主が多かったからです。
確かに、その意見はある側面ではあたっていると思います。

どんなに美しくても、お話が出来ない人はかえるは一緒に居たいとは思えませんし、
次回も一緒に遊ぼうとはもっと考えられません。
少なくともかえるは、そう思って人生歩いてきたつもりです。

ただ、上の台詞を聞いてから「かえるの考え」はあたっているのかなぁ?と思うようになりました。
中身の有る人でも、あまりにも外見に手をかけない人は有る意味において中身がないのでは?
何故なら、人というのは、中身だけ・外見だけというように一ずつ切り離して見ることは出来ないのだから・・
と思うようになったからです。

仮想現実のここでは、表現出来るのは文章1つだけ。
けれども、現実に人と会うときは体を置いて会いに行く事はできません。
体、それにまつわる全ての物が情報として会う人の中に取り込まれます。

「その時にあまりにも自分に手を入れていないと、失礼。」
「そして、自分自身に失礼。」
と、お姉さんは続けて言いました。

「「自分」と言う物を知らなければ、自分にあった洋服も、化粧も出来ない。
洋服も、化粧も、妥協をしては駄目。
服装1つで、印象が変わる。
中身で判断しろ、外見を見るななんて人は無理。
自分をきちんと表現できない人に中身などない。
それは、「誰かの知識の借り物」でしかない。
第一、お化粧は結局は毎日の積み重ね。
毎日自分を触って肌や自分の体調を確かめて、
自分に会うもの、自分を綺麗にしてもらうものを探す事なのだから。」

何だか、新手の宗教のようにも聞こえるのですが、確かに納得です。
外見を磨くにも、どうやら沢山の知識が居るみたいです。

「中身で見てくれという人は、大概自分に自信が無いの。
もっと、自分を好きにならなくては。
自分が何が欲しいのかをきちんと知らなくては。」

中身と違って流行のある外見のお話。

流行に振りまわされて磨く外見は、きっと不自然。
けれども、中身だけと盲目的に磨く中身も、きっと不自然。

どっちか!!と目くじら立たせずにもっと総合的に磨くのも
きっと良いのではないかと思った今日の昼下がり。
結局、バランスみたいです。


・・・・仲の良い、化粧品屋のお姉さんとの会話より。
・・・・・・かえる・・カモ・・?
 
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