平成14年6月24日。
 
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真面目な事を考えれば考えるほど、必要な専門用語が増えていき、
絵日記に書けないものになるのは、やっぱりかえるの頭が足りないからなんだよなーっと
1日ちまちま悩み倒していたかえるです、こんばんは。

「維持しつづける事、変容しつづける事」の大切さ。
というものは、一見矛盾したような事でありながら、正論な気がするのです。

少しずつ、でも確実に変わっていく自分自身を「出来るだけ理想とする自分」に維持する努力と
そのままではけして変わっていかない考え方・気持ちを「新しい方向・考え方」もあるのでは?
と違う考えを受け入れる、また受け入れられなくても許容するという気持ちの変容というものは
どちらも大事なのでは?
とかえるは思うからです。

自分の「気持ち」を守る大事さと、自分というものの「変化」を認める強さ。
といえばよいのでしょうか。

「気持ち」や、守らなくてはいけない自分自身というモノへの誇り等は確かに有ると思います。
あるモノへの考え方、自分自身への自信などはこちらに当てはまるでしょうし、
たとえ色々な精神的圧力を受けても、「自分で自分を信じ続けることが出来る」限り
自分自身は壊れずに済むという自信にという事につながるかなぁかえるは思っているからです。

が、守るものが、自分自身という肩書き・責任・それに固持し変化する事への拒みの場合、
ちょっとだけ人生が大変になってしまう気がします。
「守った方が良い」事と、「守らなくてはいけない」と言う事はちょっとだけ違うからです。

「守った方が良い」ということは、自分自身で決め、なおかつ攻めに出られます。
自分はこれだけのことをしている。それは義務であり責任であり、権利である。

でも、「守らなくてはいけない」という考えは、何だか人生がけっぷちです。
それがなくなってしまったら人格すらも否定されるように考え、
変わる事を、自分の考えに別のものが入る事を拒絶しているようにも見えます。

けっして「自分の気持ち」というものを否定せず、なおかつ「新しい考え方」というものを
受け入れていくと言う事は、自分の全能性というものを否定する事かもしれません。

「気持ち」だけを持ちつづけるのは大事。
けれども、自分は自分だと、きちんと認めて受け入れられて、きちんと立ち上がることが出来たなら
「気持ち」だけを重要視しすぎる為に、目を背けていた自分を大事にしてくれる人の事も
大事にするという気持ちを返せるかもしれません。

かえる的には、「気持ち」だけでは世の中幸せにはならないと思います。

が、決めるのは「貴方」自身です。
誰にも強制されたり、決めてもらうわけにはいきません。
そんな「気持ち」は凹んだ時に、「誰々が言ったから」という逃げが混じると思うからです。

自分が強くなるまで待ってもらってかまわない。
逃げ切れなくなるまで逃げて、逃げ切れれば逃げてもいいし、
逃げ切れなくなったら、立ち向かってもかまわない。

これは、貴方の人生です。

かえるにも、他の誰かにも、「貴方の気持ち」はかえられません。
変わるのは、変えられるのは、あなた自身です。

ただし、貴方の人生の責任を取るのは、貴方しか居ません。
      
 
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