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いつもより多目の湿気・温度・密度。
いつもどころではない感じの、わけ分からないハイテンション。
じりじりとわけの分からない高みに気分がいってしまったような。
絶望と、かすかな希望と、でもやっぱり絶望と。
合図があるまでのかすかなざわめきと、途方具合と。
でも、その瞬間からの「しん」とした空気と、静かに流れるやけっぱち具合と。
さらにちょっとだけの、「何とかなるかも」という幸せ具合と。
・・・。
「関係論的認識」(心理用語:患者さんと治療者は互いに関係しあうという事。細部は秘密)を、
「多重関係の禁止」(心理用語:患者さんとは治療の最中はお友達になっちゃだめだめ(以下略))
と全力で勘違いし、全力で書きちらし、全力で右腕痛くなり、半分涙でテスト終了しましたが、
これで、かえる「夏」です。
だれが何といおうと、夏です。
・・・。
後で、掲示板に「かえる1号はテストやり直し」とか書いていなければ
かえるは全力で夏休みを満喫です。
と言うわけで本屋さんに買出し。
専門書・専門書・専門書……。
かえるは昔から、学生さんというのは「夏休みの友」は自分で作るものだと思っていました。
黄色い帽子でてくてく歩いたときは、そうりゃぁもう学生さん楽しそうでしたから。
が、目の前にあふれる課題。
明日から、課題との戦いです。
・・・。
真の「夏休み」はいつ始まるのでしょうか?
やっぱり、そんな苦しみがあるこその「夏休み」なのでしょうか・・・。
「夏休み」という単語を「人生」にだけは変えたくないなぁと思った、学校最後の1日です。
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