平成14年9月23日。
 
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「甘党」でないと、人生渡るのが難しい性別であるはずなのですが、
実は、全面的に甘いのが苦手なかえるです。
こんばんは。

けれども、やっぱりそれはそれ。
尋常ではなく甘いものを食べたくなる時は、やっぱりあるわけで…。
しかも、一度そんな気持ちになってしまった場合、
それはもうヤケッパチのようにひたすら食べたくて仕方が無くなりまして…。

さらにどうしようもない事なのですが、「どこどこの何々が食べたい」
という場所、銘柄まで、かえるの甘いものへの欲望は,
「モノ」を指定してくださいまして…。

そんな気持ちが仕事中(まだお店全般が閉まる前)に発生してしまった
かえるはさぁ大変。

無表情でネット検索で場所を探し、メモを取り、お財布を握り締め、
かえる2号が仕事をしている場所まで殴り込みをかまし、一言。
「ここから20km先のアイスクリーム屋さんのアイスが食べたい。」

雨ふりそぼる夕方仕事上がりの渋滞の中、
ここまで下らない理由で車を出した2人組みは居ないだろうなぁ…
とお話しつつ、渋滞にはまりつつ移動。

着いた瞬間にやっぱり無表情で車から飛び出し、
「チョコミント2つと、ラムレーズン1つ、あ、そこの大納言と…。」
とお店のお姉さんに注文をし、5分でお買い物終了。

お夕飯の後に、こっそりと食べた甘いものはとても久しぶりで、
なんだかとっても幸せになりました。

昔、夜中になると何故か家族でてれてれとお散歩をした時に
「一個だけだよ」と買ってくれたアイスの味のような、

そして、「あれも食べたかったなぁー」と我慢をせずに
欲しいものを全部買い占めてしまったような、そんな味。

でも、アイス一つで幸せになれるかえるの頭が一番幸せそうです。
      
 
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