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あまりにも体調が愉快なので、一日寝こけていたかえるです。
こんばんは。

寝て起きて、頭を枕につけている段階ですらうりゃうりゃと世界が回るので
仕方無しに、寝たり起きたりを繰り返していました。

薄暗い部屋の中で、ぼんやりと雨の音や、車の行き交う音、
子どもが学校へと向かう音。雨なのに気合で自転車で走るヒトの音。
そんなかすかな音を聞きながらうつらうつらしていると、
なんだか、もっと小さい頃、おたまじゃくしの頃に熱を出した時のことを思い出しました。

季節の変わり目。

早朝1番に、石油ストーブに火を入れるか入れないかを迷うような季節になると
かえるはちょこちょこと風邪を引いて倒れてました。
…最近は、夏でも風邪を引きますが。

そんな、けふけふと風邪を引いて寝込むと、無駄に厚着を厳命され、
いやんいやんと首を振っても、靴下を履かされ、
摩り下ろしたりんごを、「黒い…」とぷちぷちと文句を言いつつも
無理やり食べさせられていました。

別に、今そんなことをされたい？と聞かれてもやっぱりいやんいやんと
首を振りますが、何となくそんな子供時代を切なく思い出した音でした。

ただ、しとしとと降る雨の音。
そして、更に遠くから聞こえるヒトの生活の音というものが、
こんなにも懐かしく、切なく聞こえるのは何故なのかなぁと、思いつつの風邪引きでした。