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家から一歩もでずにぼんやりと生活をするという寝正月を満喫しているかえるです。
・・・出来たら風邪の時には人が居てくれると嬉しいです。
・・・こんばんは。
悲しい夢を見ました。
かえるが知っている人が全ていなくなってしまうと言う、悲しい夢。
誰も居ない中で、一匹ぼんやりと「悲しいなぁ」と突っ立っているという夢は
とてもとても切なくて、太陽が昇ってお部屋が暖かくなっても、
お布団から出て何かをしようとは考えられないほどの寂しさがありました。
人はいつか必ず死んでしまいます。
それはとても自然な事ですが、普段はなかなか思い出せない悲しい事実です。
「死んでしまう」という事が頭でわかっていても、感情では分かりきれない。
知り合いであっても、大事な人であってもいずれは死んでしまうと言う事が分かっていても、
それでも、自分が死んでしまうと言う事を素直に受け入れられる事はそうは出来ません。
第三者との死というのが分かっていても、2人称の死はとてもつらく、
一人称の死は受け入れがたい。
そんな事をふと思った夢でした。
「生きると言う事は死ぬ事であり、死ぬ事は生きる事だ」という言葉があります。
いつかは死ぬだろうと毎日を何も考えないように生きるよりは、
「この日までには死ぬであろう」という期限が定まった「生の期限」というものが見えた方が
より「生」というものが濃厚に感じられ、より強く「生」を生きる事が出来るという意味だそうです。
もう、2度と会えないかもしれない方とお会いする時の「その人」の印象というものが
良く会う事が出来る方よりも強く感じられるのはこのせいだと、かえるは考えています。
もしかしたら、いつもお会いできる方も明日にはいないかもしれない。
そして、かえるもその方とお会いできるのは2度とないかもしれない。
そう心に問いかけながら人様と会えるのであれば、
そのお会いした人様から得るものが沢山になるのではないでしょうか。
最後のあの人。
最後の教室。
最後の温もり。
なんだか寂しい言葉にも聞こえますが、
また会える事を期待しながらも、最後かもしれないと覚悟を決める事が出来たら、
少しだけ、人を温かく受け入れる事が出来るかもしれません。
かえるの今年の目標は、「眠る事」と「一期一会」を心がける事です。
一年間心がける事が出来たら、かえるももう少しだけ「幸せ」を沢山知れそうです。
貴方の目標はなんですか?
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