平成15年1月29日。
 
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実は妙な癖というものを持っているので、
この時期とっても困ってしまうかえるです。
こんばんは。

「忙しくて、それ以外目に入らない時期」というものがあると思います。
お仕事が忙しかったり、特定のものに夢中になったり、
そして「やらなくてはいけないモノ」というものに無駄に夢中になるという時。
そんな「それ以外のものは興味が薄れる時」というものが、
生きていく上で、ままあるのでは?とかえるは考えることがあります。

けれども、こんな生きていく上で必要な「欲」というものを、
限りなく失わないといけないようなぎりぎりのストレスがかかった生活をしていると、
そのうち、自分の行動・思考・感情が全て「自分のものではないのでは?」
とぼんやりとしてしまうという、ちょっとだけまずい症状が出てしまいます。

心理学の専門用語で言うと、「離人症」。
かえるの適当言葉でいうと、「自分すらも夢の中と感じてしまう困った事態」。

ご飯を食べても、楽しい事であることをしていても、
そして、大事なお友達とお話をしていても、
それは全て「自分が行っているとは思えない」とぼんやりとしてしまうのです。

言葉で書くと、あんまり緊張感のないこの症状。

けれども、自分すらも自分ではないと思えてしまうのは、
永遠に「自分」と「自分の周りの世界」というものを見失ってしまったかのような
悪夢をみているかのような感覚を覚えるのです。

大事なものが大事に感じられない。
大好きなものに対する興味関心が無くなる。
人への感情というものが、
「確か、自分はこの人のことをこのように感じていた(はずだから、そのように振舞う)。」
というようにしか、感じられない状況。

唐突ですが、かえるもあんまりにも同じ事を何日も連続して行っていると、
このような状況に陥りやすいという癖があります。
目が覚めると、世界の色が無くなっていたかのような感覚。
そんなものを自覚しながら、「今までのかえるはどうだったのか?」
というのを考えながら生活するのは、何となく寂しいものなのです。

こんな事を毎回考えながら、かえる「自分が自分で無くなる時期」
というものをどうにかこうにか過ごしていたのですが、
ふと気がついた事があります。

1日に5分でもよい、絶対に「やらなくてはいけない事」というものに
邪魔される事の無い時間というものを取ったらどうなるのだろうか?と。

そんなわけで、かえるは出来るだけ人様に「自分の感情」を素直に伝える時間
というものを作ってみました。

自分の心を偽らずに素直に伝えると言う事。
意外とストレスが溜まっている時に出来ると、「自分」というものが分かって楽しいです。

自分自身の心、元気です?
      
 
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