平成15年2月8日。
 
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「紐井病」は、日常で痛かったり悲しかったりする事に遭遇するとつい、
「ああ。もう少し穏やかだったら日記に書けるのに!!」
と思ってしまうと発病します。
…どちらかというと、「紐井病」ではなく「管理人病」な気がするかえるです。
こんばんは。

かえるの知り合いには、限界をこえると、
「唐突に物事の順序をすっ飛ばして色んな事をしてしまう」
という事をしてしまう人が居ます。

普段は、どちらかというと細部まで何度も繰り返し確認する人なのですが、
どうやらある一定を超えると、必要最低限の「確認」というものすらも
すっ飛ばして色々な事をやろうと思ってしまうみたいなのです。

例を上げれば、
レポートを書上げて推敲せずに提出。
紅茶を入れれば、3分立たずに別ポットに移す。
クッキーを作れば、生地を冷蔵庫で休めずにいきなり焼く。等、
色んな意味でデンジャラスな事ばかりです。

…。
普段は基本的に丁寧なお仕事振る舞いなので、
そんな事をされた日には、どうしてよいか分かりません。
とりあえず、「今日は座っていてください」とお願いする羽目になります。

そんな感じで最初は当人含めで途方に暮れていたこの所業。
最近、かえるはしみじみと「順序」の大切さというものを考えるようになりました。

今、何がしたいのか?
それは、今してよいことなのか?
悪いのであれば、何を片付けなくてはいけないのか?
どれから手をつけるのが一番良いのか?
それは、迷惑がかからない事なのか?

それは、全て人それぞれだと思います。
自分の欲、周囲の環境、時間的な優先順位等、本当に色々あると思います。

ただ、お茶を入れるときには、
「何人居るのか?」「どんなお茶菓子を出すのか?」「NGな食べ物・葉っぱはあるか」
「ポットはきちんと温まっているか?「お湯は十分あるか?」等、
色んな事を事前に考えなくてはいけないように、
「何か?」をきちんとやりたい時には、最低限の「色んなもの」というものを
最初から視野に入れないといけないモノがあると、かえるは思うのです。

限界を超えたら、はしょってしまってよいもの。
限界を超えても、はしょってはいけないもの。

世の中には、時々こういうちょっぴり人生に大切なものが
存在すると、かえるは感じます。

貴方の、「限界を超えてもはしょってはいけないもの。」
きちんとはしょらずに実行していますか?
      
 
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