平成15年2月10日。
 
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ただ、大好きという気持ち。
そんな気持ちだけを詰め込んだチョコレートは、
実際の重さよりも、少しだけ重いのだと聞いた事があるかえるです。
こんばんは。


甘くて、ほろ苦くて、食べ過ぎると胸焼けがして、
そして、1度溶けると美味しくなくなるチョコレートは、
ある意味「愛の告白」にはもってこいだと思うのです。

と言う事を、かえる用のチョコレートをぱりぱりと食べながら
そんな事を一日考えていました。

ヴィタメールのシャンパントリュフ。
ピエール・マルコリーニのプラリネ。
ドゥボーヴ・エ・ガレのショコラ。
ミッシェル・ショーダンのマシャラ。

普段、数人居れば「大入り」な感じがするチョコレート専門店にも
人だかりが出来る時期になりました。

山と詰まれた包装済みのチョコレート。
それを色々見比べながら「お気に入り」を選ぶ女の子の山。

普段はチョコレート売り場には目もくれない女の子たちが
必死になってチョコレートの比較をしている様子をみると、
かえるはなんとなく幸せになります。

自分の気持ちをチョコというお菓子に詰め込んで渡す日。

14日用に買われたチョコは、何万トンとあるのでしょうが、
それでも、願いを叶えるためにチョコを探す女の子は
とても幸せだと思うのです。

…。
願いが叶うチョコレート。
そんなものがあれば幸せですが、
ないからこそ、必死で探すのだとかえるは思うのです。
      
 
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