平成15年5月15日。
 
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飲み物を飲めば涙目になり、
食べ物を口に含めば、やっぱり痛くて涙する。
そんな口の中が大災害になっているかえるです。
こんばんは。

お茶の道具を出したりしまったり、手元に置いたり
向うにやったり、足をさばいたり、
ついでに転んだり、茶せんを飛ばしたり、
正座のしすぎで転んだりするようになりました。

何処に何を置くのか?
その順番。
ついでにもち方。
何歩でそれをもっていくのか?

という事を全部きっちり決まっているというお茶を、
わたわたとしながら、立ったり座ったりとわたわたと、
そして、がしがしと繰り返し行う。

1−10まで、全部決まりがある事。
それをただ覚えれば、ある意味よいという事。


そして、


紙と鉛筆だけあればよい。
そして、過程などある意味どうでも良い。

ただ、考えるだけ。
つむぐだけ。

さっき読んだ雑誌の記事の言葉の切れ端。
ちょっと前に電話した、気持ちの欠片。
明日、しなくてはいけない事というちょっとした焦り。
残り時間を刻む時計の音。
今まで、生きてきた中で考えてきた、思ってきた事。

そんなものを全部まぜこぜにして。
ふんわりと「伝えたい事」という事象を、気持ちに変えて。
変えた気持ちを、言葉に変えて。

そして、伝わりやすいようにと、体裁を整えて。
どうしたら、傷をつけぬように伝えられるか?
ときりきりと色んなものを絞って、削って、膨らませて。
ただ、ひたすら0から1を作る事。

と、まったく違う2つの「形」
過程を全部みせる、必要とする。
「外」が必要なこと。

と、

過程をみせる必要の無い、一人ぼっちでかしかしとする
「内」が必要なこと。

一見、全く反対のことなのですが、
それでも、時々、わしわしやりながらかえるがこっそり思う事。

外にこだわりすぎると、そのうち内でも考え始める。
内にこだわりすぎると、そのうち外でも形が出来始める。

一見、全く違う事に見える事。
けれども、結局は、自分が無いと出来ない事。

中から湧いてくる事が無いというのであれば、
たまには、形式で動いてみるというのも一興かもしれません。

形の中から、出てくる事。
心の中から出てくる事。

時にはあると思うのです。
      
 
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