平成15年6月10日。
 
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こんばんは。
ここ数日ほど、いつも住んでいる所とは別の場所で
生活をしているかえるです。
梅雨になったので帰ってきました。

唐突ですが、こんなところに住んでいました。
いえ、別に本気で住んでいたわけではありません。
かえるにだって生活があります。

ただ、ちょっと葉っぱ等々の気持ちになっていただけです。

きっかけはちょっとしたメールの1通から。

「葉っぱが枯れかけてね。」

「みずが足りないんです。水やってください。
 幼女に愛を振りまくがごとく!!」

とメールでやり取りをしていたのですが、

「や、自分のご飯を食べるのを忘れるくらいなのに、水をやるなんて絶対忘れる」
と自慢をされたため、かえる、嫌がらせのようにメールを送る事にしました。

朝、起きると同時に庭のある地域の天気を調べる。
朝と夕方、そろそろ水をまかないといけない時間になると、
かちかちとメールと打ち、送信する。

送信内容は、愛人が「おお、やらなくては」と思わせるような
ちょっぴり面白みのある水やり要請の文面を考えてみる。

という事で、梅雨に入った今日まで、かえる必死でメールを打っていました。

例を上げると、
「題名:庭園より。
 本文:隅っこのほうにいる私たちにも、愛、くれる(しなつくりつつ」

「題名:庭園より。
 本文:…水。
    ………みず。

    ………み(ばたり。」

こんな庭を代表した「水よこせ」というメールを何日か繰り返しつつ、
ふと思うことがありました。

とっても唐突ですが、うちの愛人は本当にご飯を食べません。
食べる時はとっても食べるらしいのですが、
食べない時は、嫌がらせ?というくらい食べません。

…。
愛人、返事が無くなったら、庭より先に死んでしまうのではないか?

一瞬、嫌な気持ちになりましたが、
梅雨に入りましたし、庭は当分水をやらなくても生きていけそうです。

…。
夏になったら、生きているかどうか確認してみたいと思います。
      
 
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