平成15年9月2日。
 
Picture
○
暑さからくる「夏ばて」ではなく、気温の不安定さからくる「夏ばて」
に全力でかかってしまい、ぐったりじったりとしているかえるです。
こんばんは。

「体調が悪いと心もそれに引きずられる」と言われることがあります。
心がどんなに快活であったとしても、常に体の具合が良くなかったら、
そのうち瑣末なことで腹が立つようになってしまいますし、
体に何の問題を持っていない人を見るたびに、何故か
心の奥底から「羨ましい」「ずるい」と思ってしまったりします。

そして、「人と同じくらいの仕事量を行う事が出来ない」と感じた
絶望感を感じてしまった場合、しばらく浮上する気を無くしてしまう事あるのです。

基本的に具合が良いときであっても、人様の体力の半分ぐらいしかないかえる。
具合が悪くなった時には容易にERに叩き込まれる寸前となります。
…それは、とても寂しいですし切ないものです。

そんなあまり感じたくない気持ちや状態に、心が叩き込まれた場合、
かえるは体力が戻り次第、ちょっとした旅に出る事にしています。

目的はただ一つ「旅先にある飲み物を飲む」ためです。

どーしても嫌!!ぜったい嫌!!何がなんでも嫌!!
とまで自分を追い込んでしまった時には、予定を全部後にずらして
700kmぐらい先のお酒屋さんに沈没している事が多々あります。
「いつもの青いお酒シリーズを下さい」とひたすら「かえる用」に
薄くしてあるお酒を飲み散らかすのです。

嫌ー。嫌ー。とひたすら念仏のように言っている時には、
がすがすと歩ける格好で旅に出ます。
電車と徒歩で2時間ぐらいかか遠いお茶屋さんがその目的地です。
そのお茶屋さんの苦い珈琲を時間をかけて飲みつつ、
「遠くまで来たから何をして帰ろう?」とぼんやりぼんやりするのです。

2つとも全く違う飲み物。
そして、普段は殆ど必要としない嗜好品。

にも関わらず、かえるは「旅に出る!!」と思うとこの2つの飲み物を
ひたすら口にしてしまいます。

嫌な事。
環境が嫌であるのであれば、環境を変化させる事が出来たら何とかなる事があります。
けれども、その「嫌」が自分自身であった場合、何処まで旅に出ても「何とかなる」
という事はありません。

それを踏まえた上で。
それでも「その事を考えるのをちょっと止めてみる」というのが、
旅であったり、嗜好品を変えてみることではないのかなぁ?と
かえるは、こっそりと思っています。

気分を変えること。
貴方は何で気分を切り替えているでしょうか?

変化できるものを持っていると、意外と便利です。
      
 
Prev Index Next

Top