平成15年10月15日。
 
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この時期になると「コート(着てきたの)当りー」とか「…外れ…」とか
不思議な言葉が行き交うことになります。
当たろうが外れようが、すでに毎日コートで動いているかえるには
当たり外れは存在しません。
寒いと途端に冬眠に入るかえるです。
こんばんは。

昆布をぱちぱちと切ってみる。
じゃこを5−6匹お水の中に漬けてみる。
卵を溶き、さっきとったばかりの出汁を入れてみる。
ついでに薄口醤油を探してきて投入。
…かえる的に濃くなりすぎてしょんぼりしてみる。

ジャガイモをごしごしと洗い、妙に薄く切ってみる。
じゃこをお湯から引き上げる。

と、最近一回一回のご飯に妙に手間をかけるようになりました。
今までも、昆布と鰹の出汁をまとめてだしてみたり、
無駄に煮物に挑戦したりしていたのですが、
最近のご飯の手間のかけ方は尋常ではありません。

毎回毎回出汁を取る事からご飯の仕度を始める始末です。
…なんだか、毎回のご飯の品数が増えて困る勢いなのです。

…。

事の起こりは、数日前。
「論文を書く」という事で、おやつすら「手軽に取れる補助食品」に成り下がったかえる達。
でも、それでは悲しすぎるという事で、久しぶりに食堂でご飯を食べよう…と、
半年ぶりぐらいに食堂でご飯を食べてみたのです。

感想:ご飯っておいしいね。

最近、朝方まで論文や関係書籍を読み漁りメモを取るために、起きるのは昼頃。
時間が無いから…という事で、ご飯を食べる時間もろくに取らず授業を受けたり、
授業を行ったりと暴走を繰り広げる。
それが終わったあとはぐったりしながら、また論文の続きをやりはじめる。


…。
こんな生活をしていた為、体力が無くなった順から風邪を引いて倒れるという
情けない状態が、研究室では発生していました。

そんな時に食べたご飯。
好評を博している食堂ではないのですが、そのご飯はとても美味しく、
「人間、何をおいてもご飯は食べないといけないよなぁ」と考え、
その結果、研究室全員で「美味しいご飯ブーム」となったのです。


朝は起きられないので、夕方に美味しいご飯を作る人。
朝ご飯は食べないと寂しいので、無駄に豪勢に作る人。
どっちも作るのが基本なので、お菓子に走る人。
更に捻って、食玩にはまって箱買いに走る人。

…。
空高くなり、研究の秋となりました。
それと同時に、食欲の秋なのです。

まぐまぐまぐ。
      
 
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