平成15年12月9日。
 
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α汁を閉鎖された後、消息不明になっていたオハラさんですが、
このたび「おはら汁」を無事開設されたようです。
ばしばし更新されるその様子に、かえるも更新しなくては…と思ってしまいました。
で、出来るだけやってみます。

そんなこんなで日々かちかちと作業をしているのですが、
この数日のうちに、「やられたからやり返す!!」という、
戦いの火蓋を一方的に切っているお話を、何故か多分に聞く機会がありました。

大概の理由が、
「ここまで譲歩しているのに、更に譲歩を迫られるのは嫌。あっちが譲歩すればよい」
という、ある意味納得、ある意味途方気味な発言内容でした。

確かに、我慢して我慢して、相手の事を考えて自分の事を押さえての譲歩。
にも関わらず、更に譲歩を促されてしまうと、何かがぱちんと音を立てて飛ぶのは、
ある意味至極当然です。
標的となった人的には、ごめんなさいとしか言えません。

ただ、「だから今からあっちが全部譲歩すればよい!!」という戦いの火蓋は、
ちょっと相手が不利な上に、長期戦的には勿体無いかなぁと思うのです。

全力を持って、譲歩してきた、我慢してきた方は偉いと思います。
それについて文句がある人は、あんまり居ないと思います。
でも、「怒った」からそれを全部覆してしまうのは、
相手的には寝耳に水どころか、ミミズ大量投入な気分になれるのです。
戦い的には全力で勝てますが、後日ごねられる事だけは請け合いです。
一時的占領では割があいません。

とりあえず、自分の心をなだめすかした後、
相手の行動・発言・思考のどのあたりが腹が立つのか、
何処らへんをどう直してほしいのか、
ついでに、どこらへんまではコチラが我慢できるのか。
これやったら怒るからね!!という意思表示と釘さしもやれるかどうか。

といった、作戦会議だけはとりあえず立てておいたほうが良いと思うのです。

その後、相手と合って、じっくりと相手のその行為への経過を聞き、
どこが嫌か、どこが怒るポイントか、今度やったらどうなるか、
と言ったものを、ゆっくりと相手に言った方が、長期的には楽チンです。

専門用語で『教育』とも言いますが、深く考えた方の負けです。

そんな事をふと思った、今日の電話の後。

…。
但し、『復旧する気の無い関係』で、そういう腹が立った場合は、
全力でやっちゃって良いと思います。
良い感じで縁も切れると思います。
多分。



…。
世の中、最近、ちょっとささくれ具合が多目です。

はらはら。
      
 
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