平成16年4月9日。
 
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最近、「かえる」を描く精神的余裕とまるまるの時間がとれず、
そのうち「絵日記」から「文章だけ日記」に変更されそうなぺけんです。
こんばんは。

どんなに頑張っても「かえる」しかいない絵日記。
どんなに嬉しいときでも、悲しい時でも、激しい憤りを感じた時にでも、
でも絵日記の上にはかえる。

時々、その「どんな場面にもかえるしか居ない」というかえるの絵日記に
突っ込みを入れられる方がいらっしゃいます。

曰く、
「あんまり悲愴そうじゃない」
「どうみても不幸せに見えない」 との事。

…読み返してみると、かえるも自身の絵日記のことをそう思います。

幸せのわりにはほんわりとしすぎ、
辛いわりにはのほほんとしすぎているような気はやたらに
感じてしまうのです。

最初のうちは「あれですか、かえるに文章がかけないからですか?」と叫んでみたり、
「写真の方が良いのかなぁ」と思っていたのですが、
最近、何となく「これでも良いかなぁ」と思うようになりました。

唐突ですが、かえるは「ぺけん」と「かえる生活」の軸を少しずらしています。
その日にあった事をすぐに書く事は容易いのですが、
「今日こんな事がありました」と書いてしまうと、かえるの強い感情まで伝えてしまい、
後でちょっとぐったりな絵日記になってしまうからです。

伝えたい事だけを伝えてみる。
出来るだけ強い感情を引き起こさないように書いてみる。
写真のように描く事は無理そうなので、「かえるの持っている何か」で、
ゆっくりとしてみる。

そちらの方が、「自分はどうだろう」と想像してにやにやしてみる という、
小さな特権が沢山使えないかなぁ? とかえるは思ってしまうのです。

読んですぐに意味合いが分かる文章。
読んだ後に想像して楽しむ文章。

必要に応じて変えた方が、かえる的には幸せです。
      
 
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