平成16年5月8日。
 
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一晩つけた昆布とたっぷりの鰹節を使ってとっただし、
少なめのおうどん。
後はたっぷりとだしを含ませたキツネ。

そんなキツネうどんさえあれば、後は特に何もいらないかえるです。
こんばんは。

お酒を飲んだ後や、汗をだくだくかいた後に、妙に食べたくなる食べ物。
人によっては、違う食べ物をあげられるのかもしれませんが、
かえるは、何故かどーしてもキツネうどんが食べたくなるのです。

うどんを冷やしたとしても、
いっそ出汁まで冷やしてしまっても、
薬味のねぎを「これでもか!」といわんばかりに入れたとしても、
それでも、何故か気になるキツネうどん…のおあげさん。

何を食べようか悩んだら、殆ど必ず食べてしまうキツネうどんにも関わらず、
お外で食べた方が、おあげさん部分だけはどうしても家よりも美味しく感じてしまうのです。

ちゃんと、油揚げを買ってきて熱湯で油抜きをし、
出汁と薄口醤油と砂糖と味醂とお塩でくつくつと煮ているのですが、
何故か出来上がるのはいまいちもったりとした味のおあげさん。

何度配分を変えてみても、出来上がりはもったりとしたおあげさん。

と、毎回毎回くーくーと言いながら煮ていたのですが、
最近、恐ろしい事を耳にしました。

「普通のおあげでは、キツネうどんのおあげと揚げ方が違うから、同じ味は出せない」

…。
今まで、毎回毎回「何か違う」と首をひねりもったりとしたおあげさんで
キツネうどんを製作していたかえる、とてもショックをうけました。
あげ方がちがうのであれば、どんなに煮たって同じ味にはなりません。
大ショックです。

けれども、「キツネうどん用のおあげさん」という揚げ方が存在するのであれば、
どこかでそれを入手すれば、毎回毎回美味しいキツネうどんがおうちでも食べられる
という幸せも満喫可能です。

いつまでも美味しく出来ないおあげさんに執着するよりも、
そっちの方がいくらか美味しく出来上がりそうです。

…が。
一体何処に「キツネうどん用のおあげさん」が販売されているのか?
など、かえるに知る余地も無く…。


…。
もしも、どこかで「きつねうどん用のおあげさん。このまま乗せて食べられます」
というおあげさんがありましたら、どうかかえるに教えてやってくださいませ。

主に、かえるの食生活に潤いが訪れて幸せさんです。
なーむなむ。
      
 
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