平成16年7月15日。
 
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久しぶりのお友達に会い、全力で大喜びしたせいで、
今度は体が全力で嫌な顔しはじめたかえるです。
こんばんは。

最近はもっぱらお外で食べるよりも、お家で食べたいものを作ったほうが
かえる的量や味の濃さが調節できるので、幸せ満喫風味なのですが、

それでも、毎日お外に出かけていた頃は、
お昼やお夕飯をお外で食べる機会に多分に恵まれていました。
人間、あまりにもお腹が空いてしまうとご飯を作る根性どころか、
デリの蓋を開ける根性もなくなってしまうのです。

そんな時に数人でふらふらとご飯を求めてお外へ出かけ、
特に食べたいものが無い時には通っていたのが、
カフェコムサでした。

どちらかというと、お洋服や小物といった方が有名なコムサですが、
かえる達の中では、フルーツ山盛りのタルトやケーキをメインにしたカフェの方に、
圧倒的人気を誇っていました。

お洋服や小物はどんなに頑張っても食べられないからです。

おなかが空くとふらりふらりと集まりだし、
もくもくと山盛りフルーツのケーキやタルト、お茶に窮地を救ってもらっていたのですが、
それでも、心残りで仕方が無いものがあるのです。

それは、カフェコムサのメニューにあるサンドイッチ。

お昼にはポテトサラダが付く上、厚切りパンを3枚も使った高さが非常にあるサンドイッチ。
けれども、鳥のハムは美味しく、ソースも美味、トマトも厚切りで美味しいので、
毎回毎回誰かが注文し、他の人に奪い取られるという大人気商品でした。

でも、力説してしまうくらいに高さがあるサンドイッチなのです。
コンビニで売っているサンドイッチを一つ一つに分けずに、全部まとめて「サンドイッチ!」
と叫んでしまうぐらいの高さ、大きさボリューム満点の物体。

けれども、流石に女の子ということで大口あけて齧れないほどの大きさだったので、
毎回毎回、仕方無しに小さく破壊活動しては、ちまちまと口の中に入れていました。

・・・いつか、一気に齧ったらさぞかし美味しいだろうと皆でしみじみと話し合っていたのですが、
生野菜を使っているということで、テイクアウト不可能なサンドイッチだったのです。

毎回毎回、ここで「くわ!」と齧ったら幸せだろうなぁ・・・とうっとりし、
現実問題「くわ!」としたら、お店の人に目撃されてしまうだろうなぁ・・・としょんぼりし。

・・・。
そんな、因縁のあるサンドイッチと今日も戦ってきたのですが、
今日も「くわ!」とは行けませんでした。

いつか、「くわ!」と行く事が出来たら、
おそらく、何かを捨ててしまうのかもしれないのですが、
あのサンドイッチの美味しさを満喫できると思うのです。

くわっってしたい・・・
      
 
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