平成16年9月20日。
 
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月曜日になると「片付けないと」「何かしないと」という病にかかり、
片付けたり保存食品作ったり掃除したりと、全身運動に精が出ているかえるです。
こんばんは。

小麦粉をふるいたい病にかかる。
ブラウンシュガーが見つからないと、妙に腹が立つ。
おやつが見つからないと更に小腹が立ってくる。

といった症状が、月曜日になってくると妙に目立ってきました。
土曜日曜といった休日にはあまり気にならないのに、
月曜日になった瞬間に気になりはじめるこの状態。

最初のうちは、ちょっと作る程度で済んでいたのですが、
最近では「バターを溶かさないとむっとする」「おやつを作らないといらいらする」
という症状にまで進んでしまっていまい、とうとう、月曜日を「おやつを作る日」と
決めてしまいました。

土曜日に何を作るか決め、
日曜日におやつの材料を書い足し、
月曜日にざくざくとおやつを作る。

何だか、文字で書くとかわいらしい感じがしますが、やっている方は無表情です。
ざくざくと材料を量り、順番にふるい、混ぜ、焼いていきます。
愛が入ったり、「食べてくれるかしら」と言う余地が何故かまったくありません。
かえるながら切なくなるぐらいの無表情っぷりです。

そんな、愛情が入っていないおやつを作るようになって、何故か周囲の評価が上がってきました。
「最近はさっくり焼きあがるねー」と言われることもたびたびたびです。


でも、愛情は以前よりまったく入っておりません。
「おいしく出来るといいなぁ」と思う以前に、何かを考えて作っていません。
それは見事なまでにストレス発散の一方法です。

と、おかしいなぁおかしいなぁと考えていたのですが、最近理由が分かったような気がしました。

愛情を込めて作業をすると、つい、材料や生地に触りすぎてしまう気がしますが、
愛情を込めて作業をしないと、生地に触る時間は必要最低限です。

基本的にバターが入るおやつを焼いているので、「温度差」と「バターの溶け具合」
がおやつの出来上がりに直結します。


さっくり焼きあがるケーキ、愛情抜き。

現実ってそういうものなのかもしれないなぁ…と思いつつ、
スコーンの生地を混ぜる今日この頃なのです。

まぜまぜ。
      
 
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