平成16年10月6日。
 
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自分が好きな味でご飯は作れても、カフェのご飯のように万人受けする美味しさには
全く全然到達できていないかえるです。
こんばんは。


毎日食べるお味噌汁や、ちょっとした副菜といったものは、
毎日毎日作っている間に「本人が一番好きな味」になっていきます。

運動を多くする人は、しない人よりも塩分が大目の料理になるでしょうし、
甘いものが苦手な人の煮物は、普通の煮物よりも大分さっぱり味なものに仕上がります。

また、環境の違いからくる味覚の差というものあったりします。



閑話休題。




ちょっと前、お友達と一緒にかえるのお家でご飯を食べる機会があったとき、
ご飯を振舞った相手に、「料理学校に通った方がよいね」と言われたことがあります。

そのような前提があったと頭で分かっていても「ががん」と大ショックを受け、
最近、一から料理の本を読みつつご飯を作るようにしてみました。

じゃがいもを煮込むときは、事前に10分さらしてみる。
下味を雑につけない。
下準備をちゃんとする。

普段なら「一人で食べるからよいや」と省略してしまうことでも、
ちゃんと省かないで料理を作ることで、見栄えや味が格段に変わることが、
最近ようやくわかるようになりました。


が。
…が。

最近、悪夢を見るのです。

皆で材料を持ち寄ってそれぞれご飯を作り、お互いの料理の品評会をしているときに、
皆に、「かえるさんは、人前に出すご飯は作らない方が良いと思う」と、
言葉をにごしにごししつつ言われる。

大ショックを受けつつ、起きるかえる。
夢だと分かった後でも、「かえる、やっぱりご飯おいしくないのかなぁ…」と
しょんぼりとしつつ朝ごはんを作りに部屋を出る。


世の中の皆様方へ。

仮に美味しくなかったとしても、誉めるべきところは誉めていただけると、
悪夢でうなされて余計しょんぼりすることが無いので、ちょっと配慮をいただけると幸いです。


しょんぼり。
      
 
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