平成16年11月22日。
 
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複数の事象を考えないといけないときに限って、
実際にそういう想像をしてしまうかえるです。
こんばんは。

これをしないといけない。
けれども、それはあっちと考えをすり合わせないと大変。
しかも、こっちとも関係性があるの。


生活をしていると、そんな指示代名詞ばかりの文章が頭に浮かぶことがあります。

例えば、
・お夕飯はお魚さんが食べたいの。
・でもそれはお店にいるお魚さんの鮮度のよさによるの。
・けれども、お医者さん的にはレバーを食べろって言われていたの。

というように、一つ一つはばらばらの意味合いを持つ文章なのですが、
「かえるの食生活(今晩編)」というくくりに入れてしまうと、
それはそれは、切実なくらいに関係を持つ文章になるのです。

かえる的には必死です。

けれども、このような事を考え始めてしまうと、かえるの頭の中では訳の分からない妄想がはじまります。

大概最初は、
お魚が食べたいというかえる(十数匹、手のひらサイズ)が一気に頭の中を駆け巡り始めます。
ある程度我が物顔で走り回ると、そのうち「お店にいるお魚さんの鮮魚のよさによる」かえるが、
今度は後ろから団体でやってきて、「お魚食べたい」かえるを追い掛け回し始めるのです。

頭の中のあちこちで追いかけっこが始まるかえる(複数形)
時折懐柔されて、「じゃぁ、お店の鮮度で」と寝返る魚かえる。

そんな戦いが一通り終わったあたりに出てくるのは、「レバー食べろかえる」。
このかえるは数が少ないのにも関わらず、最初の2種類のかえるよりも強く、
今度は魚かえるとお店かえるが、一団となってレバーかえるから逃れようと走り回るのです。


そんなことを黙ったまま考えつつも、毎日毎回スーパーに向かうかえる。

きっと、春先にこんなことを人様にしゃべったら、確実に「春だから」と言われそうですが、
最近、物事を考える時には「脳内かえる(複数形)による戦い」を展開してしまうのです。


毎日毎回うじゃうじゃと走り回るかえる。
個人的にはなんだか物凄くうらやましいのです。


ううううううう。
      
 
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