平成17年1月5日。
 
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「お正月なのに何もしないのも勿体無い」と、古い古い梅酒のフタをあけることにしました。
どうやったら美味しくいただけるだろうか? と試行錯誤した結果、
お腹がほこほこになったかえるです。
こんばんは。

最初にフタをあけたのは、クリスマスを少し過ぎた頃でした。
あまりにも濃くて、甘くて、梅酒というよりもリキュールのようなお酒に、
「原液のまま飲めないねぇ」 と、困ってしまったこの梅酒。

薬用酒のベースとして作られたのに、気がついたら42年も経ってしまった。
という、気が長いのだか、ぼんやりしすぎなのだか、よくわからない梅酒なのですが、
それでも、濃さという概念からすると、恐ろしいほどの濃さなのです。

梅酒特有である、とろりとした琥珀色ですはなく、
どこまで黒いのか? と心配になってしまう程の黒。

もちろん、原液ではあまりにも甘くて苦くて口に出来ず、
お水や炭酸で割らなくては飲めなかったほどのもの。

けれども、たっぷりと温めたレモン湯に数滴落とすだけで風味がかわり、
たっぷりの炭酸に少し入れるだけで、美味しくのめる美味しさがありました。

普通の梅酒ではむずかしいこと。
でも、この梅酒だと、逆にしなくてはならないこと。

まだまだたっぷりと残っている、リキュールと化した梅酒ですが、
今年1年かけて、ちびちびと飲んでいこうと思っています。

きっと、飲み終わる頃には、美味しい飲み方を理解できるに違いありません。
      
 
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