平成17年1月18日。
 
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食料品売り場でご飯に一目ぼれは、多分正解。
けれども、香りの売り場でパンフレットのイラストに一目ぼれするのは、
ちょっとよくない気がするかえるです。
こんばんは。

待ち合わせ時間よりも早めに到着し、ふらふらするのが何故か好き。
という、どうしようもない趣味により、よく時間に遅れるかえるですが、
最近、ふらふらと行ってしまうところに、デパートの香水売り場があります。

ここなら、長時間ふらふらしていてもあんまり飽きませんし、
待ち合わせ相手とも合流しやすいという利点もあるため、
毎回まいかい、うろうろしてから目的地に向かっていました。

でも、相手も魅力を売るには長けているお店。
時折、その魅力につかまってしまうことがあるのです。

「香りの万華鏡」

というキャッチコピーで1月からあちこちで売り出されている香り。

ところが、このパンフレットに使われている万華鏡の世界が、
ピンク色と赤、ほんのり紫色の小花で構成されていて、
可愛らしくて仕方が無いのです。

こんな万華鏡の世界が見られるなら、むしろそっちが欲しくて仕方が無い。
そう思わせてしまうほどの、魅力的なパンフレットなのです。

けれども、パンフレットの最大の目的は「香りのイメージ」を植えつけること。

毎回毎回見に行くごとに、「かわいいなぁ」「きれいだなぁ」と思っていたかえるなんぞ、
「この香りも良いのかなぁ」と考えさせるようにさせるのは、簡単でした。

3−4回もパンフレットに見とれるようになってからというもの、
今度気になってくるのは香りです。
「恋に効くらしい」というわざとらしい言葉であっても、
「そっか、そのくらい可愛らしい香りなのか…」と関心を引く言葉にしかうつりません。

ということで、すっかり顔見知りとなったお姉さんに、その香りのサンプルをもらい、
一日ふらふらしてみました。

もし、メインの香りにしてしまったら、この可愛らしさはワルモノかもしれない。
と思うぐらいの、さっぱりかつ余韻が残らない可愛らしい香り。

大好きな人とはじめてデートする時に、思わず感じてしまいそうな香りに、
つけている最中、なんだかずっと幸せが続くような楽しさがありました。

そして夜。
手を洗おうと、湯に手を近づけた途端に感じるその香り。
時間が経って、もう完全にその香りが抜けたと思ったその後に、
ふっくらと再度その香りをかぐことが出来るとは、正直思っていませんでした。

香水ではなく、オーデトワレでここまでやってのける香り。

可愛らしい気持ちになりたいときは、是非ともお勧めな香りなのです。

ふかふか。
      
 
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