平成17年4月14日。
 
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一度、欲しいものを手に入れてしまうと、「次はあれが欲しい」と
わくわくしてしまい、そのわくわく感だけでテンションが上がるかえるです。
こんばんは。

何でも、最低限度と、行くところまで行っちゃったものというものがあります。

針仕事をするなら、最低限度は針と糸。
行くところまで行くなら、線を引く台、工業用ミシン(直線曲線等)、ロックミシンなどなど。


最低限度で済ますなら、揃える手間もお金も場所もかからないのにもかかわらず、
ある時間それを弄るのであれば、やっぱり欲しいと思う最終兵器。


というわけで、スタンドミキサーを注文してもらった今、
「欲しい熱」が再燃し、マーブル台が欲しくて仕方が無いのです。

マーブル台でピンと来ない方は、大理石の板と思っていただければ幸いです。
パンをこねたり、パイを作ったり、伸ばしたり、クッキーを伸ばしたり、
チョコレートのテンパリングに使ったり…と、作業する台になるものなのです。

テンパリング以外は、他の板でもできるのですが、
やっぱり、氷でよく冷やしてから使うと、生地のダレも少なくて済み、
なにより、味わいが変わってしまう打ち粉が減らせるという素敵素材。

週に1〜2度は、生地を作るか焼いているかをしているので、
欲しいなぁ、置く場所ないなぁ…とうっとりしているものなのです。


そんな、一度揃え始めると際限がなくなる「最終兵器」の数々。
手間と暇とお金を揃えることができたら、幾らでも集まるこれらなのですが、
やっぱり注意しないと大変なのです。

普段、自分が作るのはどんなものなのか。
それには、どの程度時間をかけて良いものなのか。
最終的にはどの程度のところで止めたいのか。

最終的にお菓子屋さんを開きたいのであれば、最終兵器は大量生産ができて当たり前のものが必要です。
でないと、本当に寝る時間が無いほど商品を作らなくてはいけません。
どの程度の大きさのお店なのか? というのはやっぱり重要です。

と、到達目標を決めて買わないと、後でやっぱり苦労します。
クセを知り尽くした電化製品は、買い替えがつらいですし、慣れるまでも大変です。

一つ手に入ると、次が欲しくなるのは人の常であり、世の中の販売戦略のセオリーです。
でも、それが本当に欲しいのか、必要なのか? を考えてから買わないと、
今度はそれに困らされてしまうのはこちらです。


欲しいのか。
使いたいのか。


中々に難しい問題なのです。
ぐずぐず。
      
 
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