平成17年4月25日。
 
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いい天気だと、「あそこに行きたい」と思い、
雨が降ると、「あそこだったら雨天でも大丈夫」と、思い続けていたら、
「全部口に出ているから!」とペンギンを見に連れて行ってもらえたかえるです。
万歳。

噛まれると痛いらしいくちばし。
全力で急ぐときは、走るよりもお腹で滑った方が早い体。
眠くても、テリトリーに入ってくる生物が居たら一応起きる。
でもすぐ寝る。

そんな、この上なく丸くて常にぬれているのにもかかわらず、
実は意外と寒がりで、かまって欲しい病に犯されているペンギンを、
堪能しに行って来ました。

前回は巣から離れ、全力で脱走を繰り返していたり、
子供に追われて、あわや全力で暴れる寸前に受付の人に救われていたペンギン。

でも、今回は子供も少なかったらしく、うつらうつらと寝ているペンギンを見ることが出来ました。


棚の下に巣がある為、大人しく寝ていると完全に無視されるペンギン。
そーっと近寄ると、一応目は開けてはみるものの、眠さに負けてもう一度寝てしまうペンギン。

一度安心してしまうと、こっそりとくちばしの上を触ったとしても動じないペンギン。
にもかかわらず、飼育係りのお姉さんが来ると分かると、くえくえと鳴いて、
かまってとアピールするペンギン。


素敵過ぎます。
何度か来たら、顔見知りになれそうなあたりも非常に素敵なのです。


と、寝ているペンギンを観察していたら、一緒にうつらうつらしそうになった掛川花鳥園でしたが、
偉くストレスがたまっているときに行くと、ペンギンのあの胡乱な顔にうっとりしてたまらないのです。

胡乱って、素敵。
      
 
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