平成17年5月10日。
 
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寝たり、倒れたり、家まで叩き送られたり、「熱が引くまで来るな」といわれたり、
と、元気なのか生きているのか、病弱なのか不摂生なのか良く分からないかえるです。
こんばんは。


暑くなった次の日には、寒さのあまり呆然とする気温。
仕方なしに厚手の物を着て出かけると、夕方からはうなぎのぼりにあがる気温。

と、暑いのか寒いのか、湿度が高いのか低いのか、
それとも季節の変わり目はいつもそうなのかイマイチ良く分からない昨今、
かえるも順調に体調を壊したり、悪化させたり、途方にくれさせたりと、
風邪薬消費量の新記録を更新させておりました。

おかげさまで、別の方向からエンゲル指数が減り、
「これが数字上のマジックか」と数字の恐怖を実感したりもできました。

が、エンゲル指数が減ろうとも体重が減ろうとも、体調が良くなくては
世の中楽しく渡っていけません。

ぜいぜい言いながら、最低限のことをこなすのが精一杯になるのがオチです。


と、毎日ぐったりぜいぜい言いつつ生活していたところ、余程哀れに思われたのか、
「お見舞い」と薬用養命酒をいただきました。


どうやらアルコール分14%と意外と高めの養命酒。
でも、CMではあからさまに若い人はターゲットに入っていなそうな養命酒。
効くのか効かないのか、プラシボ効果が高そうという偏見をもつ養命酒。


と、この年齢で養命酒を戴くとは、どこまで弱っているのだろうかと、
しみじみと考え込んでしまったのですが、せっかく好意で戴いたものです。
せめて、一本飲みきってから判断を下したほうがよさそうです。

ということで、毎日朝と晩ちまちまと飲むことにしていたのですが、
何回か飲んでみて、しみじみと実感したことがあります。


これ、効く。しかも劇的に。


漢方薬並の苦さと、何か間違ってしまったかのような甘さが同居しているので、
飲むときには、たっぷりのお水をチェイサーの様に用意し、
丁度ワンショットよりも心持少なめの量を、黙って一気飲み。
味わわずに飲み込んだのち、水も大量に投入。

という、ありがたがっているのか、嫌がっているのか微妙な飲み方をしていたのですが、
飲んだ後、身体全体がほこほことしてきたり、あんなに冷え切っていた手足が、
妙に温かいのは、感動を通り越して気色悪さすら感じます。

あんなに手を尽くしていたのに、養命酒20mmlで治ってしまうその苦しみ。
なんかすっごく嫌です。


でも、飲むと確実に効く上に、栄養ドリンクのように効果が切れてもどっと疲れない
という素敵オプション付き。


けして、決してリピートしたくない薬用にも関わらず、半分ほど飲んでみた感想は、
「手放せないかもしれない…」という、切ないものでした。


物凄く何か大切なものを失いますが、常々から気力体力根性不足の人に、
ちょっとだけお勧めしたくなる商品でした。

皆、若い身空で養命酒利用者になればいいんだ…。


ううううううう。
      
 
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