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それをちょこちょこと見たり使ったり眺めたりしている間に、
10年以上経ってしまったのだなぁと、しみじみしているかえるです。
こんばんは。
たとえ同じシリーズを使っていたとしても、時代の好みにしたがって、
段々と香りが変わってしまうことがあります。
最初の段階では、シャンプー・リンス・コンディショナーにコロン、石鹸
ぐらいしか作っていなかった、HAPPY BATH DAY ですが、
このときの香りは、ただひたすらに甘くてコンデンスミルクのような
濃度の香りが特徴的でした。
一度使えば、次の日の昼過ぎまで残る香り。
結んであった髪を解く時に、やわやわと立ち上がる香り。
それはそれは濃厚かつ後に残らない香りだった気がします。
リニューアル1回目の香りは、色んな香り。
それまでのヘアケア商品のほかに、コロンも4種類、石鹸も2種、
入浴剤も2種類と、とにかく色んなバラの香りをつくって、
どれが残るか? という実験をしているような沢山の香りが特徴的でした。
メインの香りは、前回よりもやや甘さが減り、お砂糖のほの甘い香りに変更されていましたが、
それでも次の日までは立派に香りが残るものになっていました。
そして、今回パッケージ共にリニューアルしたのですが、
今度はパッションフルーツとバラという組み合わせの香りになり、
今までの甘い香りにパッションフルーツの果物系の甘さが加わった、
特徴ある香りになっていました。
もちろん、甘さは十分にあるのですが、使った瞬間の香りが物凄く軽くなったというのが、
今までの香りとは違っていました。
と、かえるが知っているだけでの変更だけでこれだけ変わる商品の香り。
香水さえも時折香りの変更が行われるので、今更驚いたり、がっくりするものではないのですが、
やはり、使い慣れているもの、嗅ぎなれているものが変わってしまうと、
何度でも驚いてしまうものなのです。
気に入った商品、10年20年ぐらいおいかけてみると、意外なほどに成長していることに驚き、
まったく変更せずに販売を続けているものには、変更の必要性が無いほどに丁寧に作られていることに
これまたびっくりするのです。
どきどき。
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