平成17年7月8日。
 
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「日がな一日外出しては、ちまちまと知らないことを習おう強化月間」という、
かえるながらたちの悪い冗談のようなことがようやく終わりました。
次はこの間についた日焼けと体脂肪をどうにか減らしたいと思っているかえるです。
こんばんは。

何かをやることの前は、冷や汗はかくわ泣きそうには鳴るわ、
頭の中で毎回良く分からない音楽がひたすらエンドレスで流れ続けるという、
大慌てどころか、もう自分どうなっているか良く分からないという状態に陥るかえるです。
こんばんは。

幼稚園に上がる前なら、知力学力テストやお遊戯の直前。
小学生ならテストと50m走の前。
中学生になると、定期テストの前と高校受験当日の手前。
高校生になると、定期テストの手前と大学受験当日。
後、良く受ける資格テストの前等々。

今まで、それこそひたすら色んなテストを受けてきたのにも関わらず、
テストの直前になると、真っ青になるという状況から抜け出ることがありません。

遠足前には熟睡できますが、テスト前だとなかなか寝付けないというのから始まって、
前述の自分自身が何をしでかすか分からない状態まで、バラエティーあふれた状態で、
毎回大慌てしてしまうのです。

それでも、「失敗なくやらなくてはならないこと」というのが始まった瞬間からは、
目の前には「やること」と「その傾向と対策」だけの静かな静かな世界になるのです。

そんなこんなで、毎回何とか「やらないと怒られること」を切り抜けているかえるなのですが、
毎回、「あわてる」とセットでやってくるものがあるのです。

それは、やらないといけないことが終わった後。
本来なら、歩く端から傾向と対策を振りまいて良い状態になった瞬間あたりから、
完全にそれに対して興味が薄れるまでの数日間に渡って繰り広げられる、
「ある瞬間から急に、テスト寸前に大慌てがやってくる」という状態なのです。


傍で聞いている分には、「怖がりだなー」で済む状態なのですが、
毎回毎回その状態になった瞬間は、「こういう問題が出たら分からないよー」
「間違えたらどうしようー」と本人の中では大慌てです。

大慌てどころか、気が抜けていればいるほど、「あああああ」とか「おおおおおお」とか、
言葉にならない言葉を吐きながら、のたうち回る始末です。


どうしようどうしようと、大慌てしたところで、対策は既に終わっていること。
でも、気を抜こうものなら、どこからか「大慌て」がやってきて、かえるを大慌てさせるのです。


本来なら、「やらないといけないこと」をやったところに、傾向と対策と知識と一緒に
ぼてぼてと落として帰っているはずの、「大慌てという感情」。


きっと、あいつらは振り落とされた後、もうちょっと、かえるを悶えさせようと、
自力でかえるを目指してにょろにょろと帰宅したに違い有りません。

ああああああ。
      
 
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