平成17年9月26日。
 
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幾つか携帯電話を持ち歩いている方というのはお見かけするのですが、
いくつか自宅電話番号を持っている家というのは商売でも無い限り珍しいのでは?
とおもうかえるです。
良く考えたら、うちもお仕事でした。

各部屋に一台づつ。
早朝から夜中まで、用事があればいつでも鳴り出し仕事が降ってきたりぐねりと動いてくる優れもの。
が、この電話機には唯一にして絶対の問題があるのです。

問題:自宅にも関わらず、私用で使えない。

電波状況があまり良くない家に住んでいる為、人様とお話するときは大概電話。
にも関わらず、私用で電話をかけているとファックスが来たときに非常に不便。

そんな、どうしようもない理由の為に、かえるの机の上には「かえる専用電話」を
導入することにしました。

最初のうちは、「どうしようかなぁ」と微妙な顔をしての導入だったのですが、
物凄く友達が少ないおかげで、登録している人からしか電話がかかってこず、
安心して電話に出るように。

が、最近なんだか面白いのです。

非通知を拒否している電話でも、するりとかかってしまう表示圏外。
IP電話や海外からの電話だと、圏外と表示されてしまう為、
「はて誰だろう?」と思って出ると、「あ、間違えました」の人の声。


これが大体、19時から21時の間に毎日かかってくるのです。


1回目は、「間違えました」「いえいえ」
2回目は、「あれ、ここ○○さんですよね」「いいえ、さっぱり違いますよー」
3回目は、「ええと」「残念ながら違うんです」


次の日になって、「ここってこういう電話番号ですよね」「ええ、そういう電話番号です」
「なんで間違えるんですかねぇ」「混線しているんですかねぇ」

最初のうちは、正しい電話間違えの対応だったのですが、
それでもここ数回は「あれ?」「ええ。」と共同戦線でも張っているかのような仲良しっぷりです。
多分、お互いに慣れたのだと思うのですが。


お互い、名前もどうしてこの電話が繋がっているのか? も良く分からない状態ですが、
あと2日ぐらいだったら、続いているのも楽しいかなぁ? と思うのです。


でも、結局どなたにかけているのでしょうか…。
      
 
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