平成17年10月4日。
 
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長い間、あちこちのホテルラウンジで人様と落ち合っていた都合上、
色んなホテルの水と紅茶をのんできたかえるです。
こんばんは。

アフタヌーンをご一緒しながら。
ホテルに逃げこんでいたら行き先がばれたから。
好きなフルーツフェアをしていたから。

と、ホテル利用者としては微妙な理由でもってラウンジを使い倒していると、
毎回気になって仕方がないのがお水のこと。
ホテルメイドで、パンもバターも美味しいのに、何故かお水だけ微妙な味がするという事が、
ホテルや一部の喫茶店で結構な頻度であるのです。

ご飯の時には、食事量よりも大量に水を飲む都合上、
あんまり美味しくないお水に当たると、美味しいパンやフルーツもなかなか終わりに出来ません。
代わりに何か飲み物を頼めばよいのでしょうが、一度に何杯も頼んでしまうと
今度はまた別の意味で王様の食卓になってしまいます。
流石にそれは恥ずかしいですし、食事の時にはお水の方が味が分かると思うのです。

贅沢め!とかいわれそうですが、数少ない水に対する執着ですし、
こればかりは変えられないので如何ともしがたい。そんな現実。

と、毎回お水を飲む時は戦々恐々としつつ、そーっと飲んでいたのですが、
今回、人待ちの間に入ったお店で水を飲んだ瞬間、最初にもらうお水が何で微妙な味がするのかが氷解しました。

何年も疑問に思っていたものでしたが、分かってしまえばしごく簡単な事でした。

結構な確率で、美味しく浄化されてから出されるお水なのですが、
グラスに注がれて出される直前まではステンレスのポットで保存されています。

お客様に出されるまでの待機時間は一体どれ程かは分かりませんが、
時間が長くなればなるほどに金気のかぴかぴとした味には近づいていきそうな気がします。

ホテルや一部喫茶店では、見栄えもするのか素敵なポットで注いでくれる最初のお水。

冷たくてほっと出来る上、どんなお店でも大概出てくる物過ぎるので、
少しの差がびっくりするほど印象を変えるのだと、しみじみ思った人様待ちアフタヌーンティー。


ぴかぴかステンレスも格好いいのですが、
いっそ、つるつるガラス製品でも、ひんやり綺麗だと思うのです。


…人前で割った日には大変なことになりそうですが。
      
 
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