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全力で2ヶ月前を思い出そうとしても、思い出せないのが今の現実。
仕方が無いので年賀状の整理をしつつ呆然としているかえるです。
こんばんは。

かえるの上の人が実家に帰ってしまったものの、常に雑用は山のようにあるかえるのいる場所。
勝手に鍵をあけてあがりこみ、毎年のように年賀状の仕分けをしていたのですが、
ぺらぺらとソリティアのように分別していたところ、綺麗な青に気が付きました。

特に薄いわけでもないのに、紙の色はしっかりと分かる青い色。
ぺたりとしたやや太めの独特の字。

過去に数度、かえるのところにも届いたことのある色と字だったので、
名前を見ずとも分かる方でした。

大概のお手紙や書類は、ひっくり返して内容を斜め見したりお名前を確認してからなのですが、
こうやって何か一つ特徴があると、見た瞬間にどなたかが分かるという優れものなのだなぁと、
しみじみしつつの作業でした。

かえるの親の時代には、ワープロの類はさっぱりなかったので、
日常使いに万年筆というのは、非常に一般的であっただろうとは思うのですが、
この便利で無機質なご時世にそれでも青いインクを使うというのは、そこはかとなく良いものです。

黒からはじまり、青、茶色、最近はピンクやオレンジまであるらしい万年筆のインク。
各会社によって配合が違うので、微妙に色にゆれがあったりと楽しいものなのですが、
いかんせん、補充のたびにインクと格闘するのが非常に大変らしく、
最近ではほとんど見なくなってしまった万年筆。

真っ黒な字がどうも苦手なので、ハイブリッドのセピアを使い続けて７年目になってしまいましたが、
そろそろ、丁寧に物を扱うというのにも慣れた方が今後の為にも良いお年頃。

細くて軽くて固めの万年筆を探しに、このお正月、旅に出てみたいなぁと思う今日一日でした。


お正月中に書類整理と雑用が終われば、ですが。
よよよよ。