平成17年10月23日。
 
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年があけるときは、ふんわりとした物と一緒の方がいい。
でなければ、布団をかぶって知らない間に始まってしまっていたほうがいい。
と、毎年うだつの上がらないことを呟きつつぐっすりと眠っているかえるです。
あけてました。

家族全員が「お正月だから集まりましょう」という気持ちが無い為、
年末年始は各自の家から一歩も出てこないという、集団行動精神の欠片もないかえるの家。

ということで、かえるも毎年一匹で年越しをするのですが、
今年の年越しは一味も二味も様相がちがっていました。

年末といえば、食料品大量買い込みの大つごもりです。

おせちを届けていただいたり、好きなおやつだけを大量に買い込んだり、
お蕎麦の出汁をいそいそと煮出したりと、お正月太りまっしぐらな道を歩くのがかえるの常です。

好きな時間にわしわしと好きなものだけ食べられる幸せ。
いつもみたいに、「あれ食べろこれ食べろ」と言われることも無く、
1食に1時間をかけてぼんやりと食べても何も言われないという幸せ。
しみじみ、毎年年末年始だけは日本人でよかったと思うぐらいの大満足です。

そんな幸せ噛締めつつ、夜中に好きな干し木の実をかじりつつ届いた本を読んでいたところ、
バリリと、木の実を粉砕したぐらいでは聞かれないような恐ろしい音が聞こえました。

恐る恐る確認してみたところ、歯、またかけてしまっていました。
前回大慌てで治してもらったにもかかわらず、ましましと食べ過ぎて割れた歯。
いろんな意味でそれはどうかとも思いましたが、治さないことには普段のご飯も食べられません。

お正月にあいている専門の歯医者さんに朝一で予約を入れ、ふらふらと切なく通い、
適当に詰めて貰ってありがたく帰宅。


しようと思ったのですが、ふらふらと徘徊していたのが悪かったのか、
足元が不如意すぎたのが悪かったのか、道の何かに足がひっかかり転びかけた瞬間違和感が。

足でも捻ったのか? と足を返してみた途端、靴のヒール(2cm)がぺこんと取れている
事実に気が付きました。


…。
あんまり歩きやすい靴なので、がつがつと歩き倒して1足潰し、
それでもやっぱり歩きやすいので、同じ靴を探してきたばかりだというのにこの仕打ち。


幸い、釘とかかとが綺麗に取れただけなので、叩けば直るとは思うのですが。
そろそろ、本気で厄払いとかしたほうがいい気がしてきました。


まだ、これ以上嫌な目に会うのは嫌です。
      
 
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