平成18年4月4日。
 
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諸事情により家族があちこちに住みはじめてそろそろ6年。
小学生が中学生になるほどの時間を、ぽんやりと生活しているかえるです。
こんばんは。

昔むかし、あるところにびっくりするほどかえるを愛してくれる蛇さん両親がありました。
この蛇さん、確かにきちんと教育を施してくれるという意味では非常に良い親でしたが、
どうもかえるを偏愛する傾向がありました。

食事の時には正座で、黙って食べる。
テーブルマナーの為だけにご飯を食べに行く、会話が無い3時間一本勝負。
少しでも成績が下がると、無限説教地獄個人的にはそれより勉強したい。

等々、蛇家庭を知る人には「早く家を出ないと恐ろしい生き物になるよ」
と耳打ちされるほどの素敵大正時代生活が展開されておりました。
かえる、平成の世の中に生きているので生活に困ります。
困窮です。

そんなわけで、家の事情で一匹暮らしが出来るようになったときには大万歳。
これで爪に色を塗ったり、髪に段々を入れたり、ドライヤーなるものを使えるようになったり
文明人になれるのだという幸せに酔いしれました。

当然、その後実家には全力で寄り付きません。
世の中、一度白いパンが食べられたら黒パンは食べたくありませんし、
自分好みのお味噌汁が出来たら、違うお味噌汁は食べたくないものです。

しかし、そんなことをしていると嫌な気持ちになるのが大正時代生活。
「どうにかして、この規律正しい素敵な大正時代生活に戻さなくては」と勘違い、
「いい年をして結婚出来ないのは、そんなふしだらな生活を送っているからです。
 即刻荷物をまとめて家に帰ってきなさい」なる、素敵なお電話がかかってきました。
…電報じゃなかったあたりがセーフです。



というわけで、問題です。


この電話をもらった瞬間のかえるの気持ちを、5文字から100文字あたりで答えてみてください。


模範解答:はっはっは。




…まずい年齢って、幾つからでしょうか…。
      
 
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