平成18年4月17日。
 
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ぷくりと、切ったら何かに染まりそうなつぼみからはじまり、
鈴なり満開の桜、雨で花が流れたら、
今度は抜けるような若々しい緑の葉。

と、数週間の間に空と地上の間を染めつけ変え続けていた桜も終わったなと思いつつ、
散歩に精を出すかえるです。
こんばんは。

まえふりがここまで色彩色豊かなのであれば、いっそこのまま雅やかに終りたいのが人情なのですが、
そうはいかないのがこの日常。

満開の桜見物に「さっぱり呼ばれないのも」とあちこちふらふら呼んでいただき、
美味しい物をいただき尽したのですが、紫色に包まれた、春鯛の押し寿司や春の海苔巻き、
それに合う素敵飲み物も素敵だったのですが、それ以上にかえるの心を奪うものがありました。

火を通すと勿体ないような綺麗な赤。
いっそ、そのままと衝動に駆られる物の、それだとお腹を壊すので諦める。

それだけでも、もやしと一緒でも良いけれど、個人的には玉ねぎを擦って一晩置いてからが一番好み。


と、妄想するだけで幸せでたまらず、
実際にいただいて美味しくてたまらないと、一番で二度以上幸せな羊のお肉。(赤身)

普段肉けは、油ぽくて避けつつ生きてきたのですが、思わぬ場所で口に入れてみて大ヒット。

あまりの幸せ食感具合に、ついうっかりお腹に詰め込んでしまいました。

モーモーなくものよりも、コケコケ羽ばたくものよりも、ぷひぷひお鼻を動かす物よりも、
メーメーと鳴く前のめえこさんが素敵でたまらないこのお年頃。

桜の見事な色変化よりも、目の前のお肉の色の変化の方が大事です。
間違いなく、食いけ万歳です。


と、毎日ちょっとは食べましょう生活目標の食べ物であった獣もの。
最近は、凄い勢いで目標達成中なのです。

昔はあれほど得意でなかった味、嗜好。

歳と共に味覚がかわると言いますが、こんな感じで知覚可能な世界が広がるのであれば大万歳です。

これだけしか出来ない!と言うものが有るのは凄く素敵な事ですが、
知覚できなかったことが出来ていくというのも、意外とおつで楽しいものです。

うもうも。
      
 
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