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眠いなあと思いつつ一書き。
何をかきたかったのかなあと発掘しつつ一書き。
いっそ完全に日記にしても、面白みの少ない人生を送っているかえるです。
せめて脚色できる文才を!
判で押したかのように、日々同じ時間に同じ車両に乗るようになって、はや2ヶ月。
誰が何処で降りるのか、誰と仲良しさんなのか、
彼氏とはヨリを戻したのか、斜め前の人は特定雑誌の愛読者だとか、
知らなくても生きていくには何の支障も無い事ばかりを知るようになりました。
これも一重に座れずに時間を持て余している恩恵です。
毎日違う人達で溢れる中に垣間見る人の癖。
きっと向こうからは、観察するのが好きな生き物なのだなあと思われていそうなかえるなのですが、
そんなかえるにも顔見知りができました。
そんな素敵な顔見知りの方、かなり読書速度が早いらしく、
朝と夕方では読む雑誌が違うみたいなのです。
割に薄い雑誌ではありますが、一体どこまで通勤されて
いるのか、謎が深まる顔見知りの方。
等と、悪趣味の限りをつくし、お会いするときには会釈をし、
混雑に押し流されたり、適度な距離を保ったりと、不思議生活を続けていたのですが、
ある日、ふと気付く事がありました。
速度が早い早いと思っていましたが、
よくよく考えてみると、朝は大体同じ傾向の雑誌、夕方は別の傾向の雑誌を読まれている気がするのです。
一つは、割にオールマイティーに色んな記事が乗っている雑誌。
もう一つは、一つのことに特化した専門の雑誌みたいです。
たまたまカエルも読んでいたので付け加えていうのであれば、前者は一日何かをしたり話の種に非常に役に立つ雑誌。
後者はゆっくりじっくり真似をすると、為になる事が書かれている雑誌です。
今までは、発売日に買ってきて、まとめて読み倒していた雑誌。
でも、その雑誌がどのような意図で書かれているのか? と言うのを自分の生活に取り入れられたら、
なお一層役にも立ちそうです。
そして、振り返って。
雑誌みたいなどとは、口が避けても言えませんが、
良く考えてみたら、かえるもカチカチ何かを呟く日々です。
ブツブツと言いたい放題するのも、かえるの文才的には大変ですが、
読んで下さる方いらっしゃる以上、少しぐらいは素敵に仕上げたいものです。
読んで不愉快にならないように。
何書いているか分からない事はないように。
そう思った事は何度もありますが、果たして朝昼晩いつごろに読まれるだろうと、
考えながら書いた事など一度もありません。
朝なら簡潔に、
昼なら気休に、
夜ならトロリと気分転換に。
かえるには、逆立してもそんな書き分けは出来ませんが、
更新時間に合わせた文体と言うのは、難しいながらも素敵技術になるのかなあと、
しみじみ思った今日でした。
世の中、配慮はまだまだ奥深いです。
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