平成18年10月7日。
 
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涼しくなって、ブーツの季節になって。
うろこ雲をぽかんと見上げいたら、今年のクリスマスのお話がテレビで話されているのが聞こえました。

まだハロウィンすら始まってもないのにと、カボチャと共にやさぐれていたかえるです。
かぼちゃー。


夏前から、やけっぱちのように成長を続け、
真夏の間は毎日トマト三昧へき易トマトだった食生活。

あまりにも毎日ざんざか取れた挙句、冷凍庫からも「これ以上入れるな」と猛抗議をうけた結果、
とうとう天然干しトマトが大量に生る畑へと変化してしまいました。

1m×1mの小さな土の場所でも一家族の冷凍庫を満杯にし、毎食トマト漬けにする繁殖力に、
例年の事を通り越して、来年は必ず違うものを作ろうと決意するには十分でした。

オリーブオイル漬けにしても食べきれず、
フレッシュチーズと一緒にしても食べきれなかったトマト達。

流石に、毎日毎日天日に干されて深まっていく赤をほっていくわけにもいかず、
そろそろ収穫だけはしないとなぁ…と途方にくれていたところ、
帰宅時に鳥が多数集まっている事実に気が付きました。

ここ10年20年ぐらいの住宅地なので、実のなる木々を植えている家があまり無く、
秋になったのにイマイチお腹が膨れなかった鳥達が、季節外れのトマトの種を
狙ってついばみに来ているみたいなのです。

朝は夜が明けた辺りからピチピチと。
休日には、窓を開けない限り他種の鳥との奪い合いを堪能する音が聞こえてきてたまりません。

日、一日一日と寒くなって言っているせいか、端から枯れていくトマトの葉っぱ達。
見た目も悪いし、春に咲く花の種をそろそろ植える都合上、土に戻してしまおうか
等と思っていた所での、鳥の襲来。

トマトがなくなってしまうか、鳥が干しトマトに飽きてしまうまでの2週間ぐらい。
そのくらいの期間なら、春の花と鳥のお腹の両立は出来るものではないのかなぁ?

そんな事を、ほこりと思った昨日今日。
果たして、鳥がトマトを食べてもお腹を下さないかどうかは分かりませんが、
お腹がすくよりは良いのかなぁ? と、天然の目覚ましで目を覚まさせてもらっています。

いっそ、冬には鳥食料台を置いても良いかもしれません。

けっこう、立派に目が覚めます。
遅起き万歳。
      
 
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