平成18年11月20日。
 
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悪口は言わない。
誰だか確実に分かる事は書かない。
愚痴は言わない。
色々と自分縛りが減ってきている文章ですが、これだけは守りたいなあと思うかえるです。
こんばんは。


職業柄か、学部的にか、それとも話をしても良いと思われるのか、
人様の色んな過去や内面を耳にする機会があります。

最初のうちは必死で悩んでは、解決策が見付からない現実にしょぼくれ、
どうにかならないかと、うっかりそちらを専攻し、
我にかえれば象牙の塔から抜けられないばかりか、迷子になって暫く。
気付けば、大分人様の話のストックが貯まってきました。

秘密だよと言われて聞いた、出るとこ出たら確実に警察沙汰の話。
冷静に考えると、その一方的な話はどうだろうと思ってしまう話達。

毎回、微妙に話が進むので、下手なドラマやお話よりも興味深い恋愛現在進行形話など
うっかり、酔っ払いの時にちらりと話せる事から、墓まで持って行かないといけない話などで、
かえる、耳の後ろまでたぷたぷになってしまったのです。

世の中、心理の面接界隈では、「多重関係の禁止」と「契約」が重要視されています。


既にお友達である人と契約を結ぶと、相談内容によっては、
以後仲が微妙になってしまう事がありますし、
契約を交さない相談は、何処からが世間話だか、相談なのか、
人様との会話で「お話しているよ」とお話しして良いのか分からなくなるからなのです。

そんな訳で、人に言える訳ではなく、さりとて何もしない心境に達するには達していないかえるの心。
どうにか、何かにならないものか? と悩んでいたところ創作話にしてしまう事に思い至りました。

話を聞いていると、何故か共通する話のかけら。
これらを片端から集めて小さなお話集にしてみたら楽しいそうだなと思ったのです。

最初はぺけんで更新すれば、とも思ったのですが、何分文才の無いかえる、
ふとどんな文章の欠片で個人が特定されてしまうかわかりません。

それはまずい。すごくまずい。

そんな訳で、知り合い・知人にばれないように、わざわざ紙媒体で検閲をかけてもらい、
誤魔化しをかけ、無意味なまでにこっそりと悪口を言い続けるお話集。





なーんてものが作れたら楽しいね、と、同じ専攻の友達とお話していたのですが、

「それなら、私も書いてみたい話が」
「書くならこの話も書きなよ」と、お話の欠片が増殖を続け、
本気でこそりと出せるのでは? と言う分量になってきました。

誰か特定と言うよりは皆どこかにに持っているような、ちょっとうがった考え方集。


身内に聞くと無駄に好評なので、逆にビクビクと脅えている今日この頃。
…出したら、読みたいものなのでしょうか?



はらはら。
      
 
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