平成18年12月26日。
 
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うつらうつらとするとトラックの左折の音。
再びうつらうつらし始めると、今度は新聞屋さんの集団発進の音。
今まで、大きな車が入れない場所に住んでいたので、
音というのは意外と響くのだと、夢うつつで思うかえるです。
こんばんは。


家の外でもサバイバル 6回目。



どこに居ようとも、月に4回は治療のために病院へ。

事前予約が出来る上に、予め地域の指摘をしておけば、
近くの病院で見てもらえるので、最近は偉く楽チンになった病院事情。

さっくりと見てもらい、年末年始の予定を世間話していたところ、
「何故いつもの病院ではないのか?」という質問をされてしまいました。

プライバシーの侵害というよりも、どう話せばわかってもらえるのか? に
心底悩みそうなこの質問。

実はおばさんの体調がよろしくないので、長期休みには様子を見に とか、
家に人が住んでいないと悪くなるので、それの対応に とか、
でも、住んで無くても家具はいれたほうがいいよ とか、
年末に呼ぶなら、予め住める環境ではないことを教えて欲しかった 等々を、

適当にはしょった挙句、出来るだけげんなりさせないように、
かえるなりに面白くお話してみたんです。

にも関わらず!

長期休みはこちらで過ごすことに とお話すれば、「かえるの選択肢は?」と尋ねられ、
家が悪くなるらしいので とお話すれば、「人に貸せばよいのに」と突っ込みを入れられ、
年末年始は冷蔵庫と洗濯機が無いのですよ と笑わせようとすれば、「文化的な生活って」と、
日本国憲法25条第1項について突っ込みを入れられる。


…数日ぐらいなら、最低限度の生活は出来ると思っていたんです。


お話すればするほどに、かえるが過ごしている環境は、世の中的は面白おかしい状況ではなく、
どちらかと言えば、眉をひそめられる状況だという事に気付かされる事になってしまいました。

ある程度のまでの不幸は、しょんぼりとしてしまいますが、
閾値さえ越えてしまえば、どんどんと現状を面白いものと認識してしまうこの癖。


「年始までに、胃、穴開けないでね。」

と、そーっと心配そうに言われた一言が気になってたまりません。
      
 
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