平成19年4月15日。
 
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数年に一度の割合で。
下手を打てば、己の怠惰のつけを支払わされた結果。
金属疲労やら、寝返りなどで数年に一度は眼鏡の買い換えを余儀なくさせられているかえるです。
また、壊れた…。



もともと色気付くのが遅かったのか、やっても無駄だと悟っていたのか。
年頃になり、色気付いてくると気になる眼鏡姿なのですが、

小さい頃にこっそり親のハードコンタクトを目に入れてしまって痛みに悶絶、
以後「目に入れるものは全部怖い」という偏見だけで眼鏡で生きていたのですが、


唐突に眼鏡、壊れました。


朝起きてから、夜寝るまでお世話になりっぱなしの眼鏡。
正直、感動を通り越してげんなりするほどの目の悪さなので、外したら家の中でも生活できません。
本気で困る。

仕方が無いので、昔の眼鏡をかけかけ、世界の歪みにくらくらしながら眼鏡屋さんまで行ったのですが、
修理にも、作り直しにも2週間近くかかるとのこと。

ずーっと視力矯正で生きていると、眼鏡なんて体の一部です。
あれがないと文字が読めませんし、そうなったら、毎日何して生きていけば良いか分かりません。
すごーく困るし、そもそも今日から無いのが切実に困ってしまいます。


と、頭を抱えていると、眼鏡屋さんが「近くにコンタクト屋さんがありますので…」と教えてくださいまして。


こうなったら、目の中に何かを突っ込もうが、レーザーで一部切ろうが見えないことには帰宅も困難です。
傍から見たら面白そうですが、本人的には凄く必死です。

どうにか、時間ぎりぎりの眼科に滑り込み、必死の看護婦さんと一緒にコンタクト屋さんへ行き、
お姉さんは、目の中に物を突っ込むかえるを全力で応援し。

と、かえる以外の人を必死で追いたててコンタクトを作ってきたのですが、問題はこの先にありました。


唐突に現実問題なのですが、かえるは非常にお化粧が得意ではありません。

世のお姉さま方が、毎日お化粧にマスカラを何本も駆使したり、アイメイクのグラデーションに
根性を傾けている間も、「眼鏡(かけたら、塗らなくても誤魔化せる)だし」とサボってまいりました。


が、今度ばかりはコンタクトなので、目の周りすっきりです。
おまけに目もすっきりさっぱり小さめサイズなので、物足りないことこの上ありません。


一生懸命色を塗っても、一生懸命マスカラを重ねても、さっぱりし続けるかえるの顔。
こうなったら! と、雑誌を熟読してはBAのお姉さんに泣き付き、さっぱりしないお化粧を教えてもらうも、

朝一番の眠い時間に、科学技術の最先端を駆使するメイクなど出来るはずなど最初から無く。



コンタクト、憧れでした。
なんとなく、かっちょよくなれるかもしれないと、憧れる素敵アイテムでございました。


けれども。
そもそも、かっこよくなる為には努力が必要ですし、そもそも素材と技術は要必須です。
かえる、全部持ってない。


眼鏡が出来上がるまであと10日。
どうにか、こさっぱりぐらいの顔になるべく、みみっちぃ努力をしていきたいなあと思うのです。

…さっぱりしすぎだった…。
      
 
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