平成19年4月21日。
 
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旅行どころか、日々のお出かけの食卓の上まで。
暇されあれば、あちこちに顔を出させ、主にご飯と一緒に記念撮影を強要させているかえるです。
ええと、文にするとややこしい。

もともと、テデェベアの足や手の裏用の薄くて柔らかい生地で作られているかえる(縫い)。
普通に飾ったり、優しく旅に出るぐらいなら構わないのですが、
強行軍の旅に連れ回したり、子どもの相手をしてもらったりすると、
あっという間に布がすれて柔らかくなりすぎ、最後には布疲労という道筋をたどるのが常でした。

そのたびに、こそこそと作り足し、代を重ねておりましたが、
この頻度かつ、時折お嫁に出している都合上、これは流石に重大欠陥です。


どうにかしなくては。


手足首と、動かせる部分からの磨耗が多い気がすると思っては、裏側に接着芯を貼ったり、
ジョイント部分に細工をしたりと、素人の工夫をしてはみたのですが、
なにしろ出動回数が多すぎるかえる。
それでも、1年もすればぐったりと疲労の色が隠せなくなってきます。


こうなったら、最後の手段を取るしか。


もともと、15cm前後の小さいベア用に短い毛の布というのが販売されております。
ただ、それを使うと「カビが一面にみっしり生えたかえる」になるのでは?
との恐怖から、使っていなかっただけのこと。

その上、布地を変えてしまうと、型紙を一から起こし直しになるので、
大分ちゅうちょしていたのですが、こうなったら、もう仕方ありません。


かえるになりそうな布地を片端から手に入れては、切り刻み、
少しでもかえるになるように、型紙に微調整を加え続ける会。


正直、これ以上の現実とのずれはどうかと思うのですが、
かえるが出てこない「かえるぷーす」と、どちらを優先するべきか、
日々、美味しくいただきつつ悩みに悩んでいるのです。



もし、綺麗な蛙のベア生地がありましたら、ご一報いただければ幸いです。


けろり。
      
 
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