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涼しくなったり、暑くなったり。
果たして、夏布団と秋布団どちらなら安眠出来るかを毎晩ギリギリまで悩んでいるかえるです。
秋眠は宵すら覚えません。
夏休みどころか、夏が吹っ飛ぶ程の大事件があった為、暇さえあれば眠っている我が研究室(上司以外)
今日も今日とて、ぐだぐだと寝たり起きたりを繰り返していたところ、
パソコン買い替えのお手伝いのお電話が入りました。
買いに行くのに付き合うよりも、修理した方が早そうだと、
勝手に依頼内容を変更、仕事で煮詰まる上司に更に仕事を増やしてやりやがりました。
満足です。
ところが、依頼者も貴重な休日、可愛い盛りの子どもと共にパソコンを持ってきまして。
カチカチと直す上司と、隣でまったりする親とかえるに、子どもも何か感じるものがあったらしく、
大判の金貨を五枚もかえるにくれました。
食べたくてたまらない、キラキラしたのが好きでたまらないでしょうに、
お駄賃をくれるなんて、偉くてたまりません。
この歳でお駄賃。
しかも山分けしても二枚半。
帰宅してからも、にまにまと、金貨に見入っていたのですが、
そういえば、オタマジャクシの頃、キオスクの上にぶら下がっている金貨のチョコレートが
欲しくてたまらなかった事を思い出しました。
遠くに行くときには冷凍みかん。
ひやりと、しゃりりとしたみかんと同じくらい、滅多に買って貰えなかった金貨のチョコレート。
中味を食べたら金貨で無くなってしまうし、そっと開けても元に戻らない。
我慢していても、チョコレートが分離してしまう。
歳を増やして、普通のチョコレートの方が美味しいと分かったら、
欲しいと言い出せずに、ただただ見上げるだけだった金貨のチョコレート。
知らない間に、珍しいチョコレートや、偉いチョコレートに目がくらみ、
そっと憧れるものとして扱っていなかったなぁと、自己反省しきりの夕方でした。
明日の晩は、久しぶりにそーっとつついて剥がす会をする予定です。
嬉しい。
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