10月5週。
10代から80代までの体型や姿勢の変動や、性格、癖やそんなもの。
話を聞く時や、見立てをする時には、色んな物を見ては整理して、
「こういう感じで考えてみよう」「こんな感じではなかろうか?」と
考える材料にしている「外見から観察可能なあれやこれ」ですが、
絵を描くときには、全く気にしていない事に気が付きました。
そもそも、二足歩行するカエルしか描いていなかったので、
気にする余地がなかったとも言えますが、
「描かないの?」と言われた以上、「描いてみよう!」と
出来る範囲で努力するのは、楽しいものです。
もしかしたら、ちょっとぐらい絵が上手くなるかもしれません。
そんな感じで、ひたすら描き散らしてる「おっさん、オールスターズ」ですが、
描いているカエルも、だんだんぐったりしてきました。
紙の端っこや、お昼休み、帰宅してからは本格的にと、描いているおっさんは
みーんなグッタリした顔です。
ポーズも何となく、首、肩、腰、胃が痛そうですし、
困った顔をしながら描いていると、こちらもしょんぼりとしてきます。
情動の変化、ジェームズ=ランゲ説の「泣くから悲しいのだ」の様です。
描いていること自体は楽しいのですが、描いている中身はぐったりです。
というわけで、カエルの楽しみで描いている「おっさん、オールスターズ」。
カエルと依頼先が満足するまで、まだまだ当分描く予定ですが、
終了後、かえるの顔が「ぐったりカエル、一匹だけどオールスターズ」に
なりやしないか? が心配でたまりません。
一息ついたら、楽しいものを作ってきます。
悲しいのが作れるなら、楽しいのも作れるはずです!
まる!
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