9月1週。
神様をお呼びする時期となっています。
毎日変なことを考えている研究室ですが、提出時期が近付くとおかしさに凄味が増します。
「知っていること」と「これから知らなくてはいけないこと」と、「そこから導かれる何か」
を期日までにどうにかして押し出さないといけない以上、どれかが時間切れとなります。
曲解、こじつけだと、後で突っ込みがくるのでよろしくありませんが、書いていて苦痛です。
「知っていること」が少ないと、「あれはどうしたの?」と静かに却下が下されます。
「知らなくてはいけないこと」も、角度が違うと恐ろしいほど意味が違うので注意が必要です。
しかし、神様が来れば話は別です。
こっちが長い、こっちが短いなんて考えなくても、上手く矛盾点をよけた発想が出てきます。
「文章の神様」なんて、一部の人だけのものだという人もいらっしゃいますが、
何度も何度も締め切りに追われ、結果にダメ出しをされて続けていると、下ろせるようになります。
延々と同じ事を考え、ひたすら資料を頭の中に詰め込み、寝ている間も考えるようになると、
そのうち「ふらり」といらっしゃることが多いようです。
そんな便利そうに見える神様ですが、やはり神様です。
降りた瞬間から、だいたい皆さん奇行に走ります。
慣れている人の、慣れている奇行ならいいのですが、いきなり行方不明になったり、
独り言が全部外に溢れていたり、夜中に謎のツイートを繰り返すなどになると心穏やかではありません。
ビックリです。
というわけで、『神様が降りた場合、それを自覚した段階で周囲にご連絡する』という
鉄のおきてがあるのですが、今回、集団で神様が降りるというレア奇行が発生しております。
一人や二人なら、住み分けて対応も可能ですが、
降りている人の方が多くなってくると、阿鼻叫喚が発生です。
締め切り寸前に複数の神様降りて来てしまった場合は、阿鼻叫喚度は更にUPです。
台風の気圧でぐでんぐでんなのか、神様降りてぐでんぐでんなのかがわからないまま
締め切り寸前となってきている現在の研究室。
訪ねてくる場合には、心の覚悟とかかとの低い靴、神様付きに遭った時用の貢物等の所持を、
重ねてお願いいたします。
正直、すまんかった。
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