10月1週
文章の構築の話です。
下手の横好きのようにちまちま書いていますが、気をつけていることはテンポだけです。
下手なのでほかの事は諦めております。
最初のころに思い描いていた、聞いてほしいことや、主張したい事を伝えられるように書く!
というのは、気になることなのですが、どうも文章を書くのが下手でした。
どうにもならないことでした。
けれども、文章を読むのは大好きです。
ツイッターのタイムラインを眺めながら、ゴロンゴロンするのも好きですし、
小説も新書も学術書も論文も雑誌も漫画も読みます。
教科書を読むのも、「文章の書き方」なる本も毎日読む物の一つです。
文章の成り立ちやら、読後の世界の認識の違いや、文章の書き方や焦点の当て方による
その人の世界の認識や癖、こだわりなんかを見るのは面白いものです。
更には、自分の「書かれている文章をどう受け取るか?」を人様の認識とのずれを考えることで、
「こんなところにこだわりが!」「ここが逆鱗ポイント!」と思うのもなかなか楽しいです。
暇な時にお勧めです。
しかし、書くのは難しいのです。
2度目に読み直すと、さっぱり違って読めてしまうぞのダブルミーニングや、
同じことを言っているはずなのに、少しづつ世界が壮大になっていく入れ子の文章、
専門外だとさっぱり分からない論文を、専門用語抜きで1から説明してくれる入門書。
これらはもう、努力と才能と普段の努力とひらめきと神様とダイス転がして5以上出さないと
かけないものじゃないのか?と思うほどの綺麗な何かの積み重ねです。
文章そのものが綺麗に構築されているのか、
説明の仕方が分かりやすいのか、
引きこまれるような文体なのか、
愛が溢れてたまらない文章なのか。
文章を書いていくというのは、何を選択して何を書かないで、どう作っていくのか?等
何かと選択の連続なのだなぁと、読んでいて思う今日この頃です。
ただただ書いているだけでは、なかなか上手くならないみたいです。
まる!
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