4月2週。
基本的に驚きます。
人生を渡っていくのに、あったら便利な概念として「キャリア・アンカー」なる物があります。
自分にとって何が大切なのか、お金か?時間か?家庭か?趣味か?ボランティアか?と、
一つ一つ天秤にかけ、自分の人生において何が優先されているのか?何が大切なのか?ということを、
中・長期的に考えていく概念です。
就職、転職、結婚等、人生の転換期に考えることが多いとされています。
大体は、ある程度人生歩んでみないことには何が大切か?なんて分かりません。
無くなってみたり、失いかけたりした後で「あれは大事だったー!」と気付く事もあります。
健康はその筆頭です。
かえるとしてもこれ以上の健康なくしては、文化的な生活は送れない!と毎日体力アップに努めつつ、
大人しく生活していたのですが、かえる、どうしても我慢できないことがありました。
上司の怠慢です。
分別もつき、社会地位上も立派な大人のはずの上司です。
ここまで大人になったのであれば、部下やら若者の手本となるような生活を送っていただきたい。
近くに良いロールモデルが居れば、周りは模倣することが可能です。
大人になれ!なるんだ!
などと、日々叱咤激励しては業務にいそしんでいたところ、
毎日あれだけ遊び歩いていた上司がきちんと机に座っております。
しかも一心不乱に画面に見入っております。
すごい!なんかすごい!やっぱり人間やれは出来るんだありがとう!
部下としては、これ以上無いほどに誉めたたえつつお茶の一つでもお出ししようと思った瞬間、
激しくリズムカルなクリック音に気付きました。
ソリティアです。
一度でも脳内で誉めた方が悪いのです。
きちんと仕事をする時なんて、〆切直前24時間切った前ぐらいな上司に
日常的に精力的に仕事をしていると勘違いする方がおかしいのです。
でも、腹は立ちます。立ち放題です。
と、流石に叱責してみたところ、上司はかの様に言い放ちました。
「仕事は18位!!」
人生を渡っていくのに、あったら便利な概念として「キャリア・アンカー」なる物があります。
十何行か前にざっくりとした説明はしました。二度書いても面白くはありません。
が、18位。
いくらなんでも18位。
10位入賞すらしていないよ18位。
我が上司は、常識の概念をかるーく飛び越えた発想とその行動が特徴です。
常識というのはトンカチで殴る物、パーツ別にしてみるもの、斬新に組み立て直すもの。
ぐらいの認識ぐらいにしかしておりません。
あまりの衝撃にこちらも黙って机に戻ったのですが、今度は1位は一体何なのかが気になってたまりません。
ある日、4コマのの題名が変わっていたら、「聞いたな」と思っていただければ幸いです。
あー。
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