平成25年5月5日。
 
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5月1週。

やってみたい衝動に駆られます。

人様にまぎれて人間をやっていると、ときどき「やってみたい!」という衝動にかられることがあります。

笑ってはいけない時に笑いたい病にかかったり、
意識し続けた結果、右手と右足が同時に出てしまったりするやつです。
端的にいえば、カリギュラ効果です。

その後のお付き合いに決定的な一打を打ちこむような、結婚式やお葬式などは我慢出来ますが、
毎日のように交わされる定型文な会話には、一度で良いので激しいヒットを打ちたくてたまらなくなります。

「何回でお支払いされますか?」
「36回で」

とか、言いたくてたまりません。

予想される会話一覧の例外を言われた瞬間、一体どんな顔するんだろうなぁ?と思うと、
矢も楯も居られなくなります。今のところは我慢してます。


しかし、今回の「やってみたい」は一味違いました。


更新の為に届いた新しいクレジットカード。
調べてみたところ、署名部分は好きなサインを書いても良いそうです。
一度裏に書いてしまえば、次のクレジットカード更新時まで、
現実でも「井ノ中 かえる」とサインしても合法となります。

かえる、登場から13年目にしてクレジットカード所持!
なかなかの人間社会に迎合!なんかすごい!井ノ中さんと呼ばれてしまうかもしれない!

今までさんざん「かえる雑貨」は作ってきましたが、後ろ盾のある「かえる商品(語弊)」が
作れるとは思いませんでした。
かえる冥利につきます。
やったー!

などと、一度は本気でサインしようとも思ったのですが、
かえる自身、本名はかなり性別が分かりにくい名前で生きております。

つまり、本名で生活していても、
「あの、カードはご本人様が持参されないとご利用になれません。」
「本人です。(免許持参)」
ということがたまにあります。


本名ですらそうなのです。
本名とは似ても似つかない、「井ノ中 かえる」なんて署名したら最後、
バックヤードでこってりと「紛らわしい!」と怒られる危険性が大変増します。


それは困る。


毎回毎回時間と心に余裕がある状態でお買い物をしているわけではありません。
一刻一秒を争っている時にバックヤードに連れ込まれたら、愕然とするしかありません。


やっぱり、それは大変困る。



以上、理想と現実・夢と妥協案を秤にかけ、脳内にてかえる国会を開いた結果、
7:3の割合で、本名で頑張って生きていく案が可決されました。
現実の壁は、なかなか厳しいものです。


まる!
      
 
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