平成25年9月8日。
 
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9月2週。

バランスが大事なんだなぁ。 と学習しました。

先月は「おばあちゃまが倒れる」「暑さで倒れる」「もう何やっていいか良くわからず踊る」と、
それはまぁ、普段の日常では想定していない事が日々降りかかってくる1か月でした。


おかげで、書く事には事欠きませんでした。
むしろ、何をどこまで書いたらよいのか? どこまで書いても将来困らないか?の線引きが
日常よりも難しい日々でした。

しかし、とにかく終わりました。
どうにかこうにか、あわただしい非日常にカタをつけ、日常へと帰宅したわけなのです。


確か。


表面上は日常に戻りました。
毎日同じ時間に起床し、作業し、就寝する。
作業内容も、使用ルートも、曜日毎の変更もほとんど変化のない、かえるの大好きな日常です。


けれども、頭の中のどこかで「早く終わらせなくては」と理由もないのにそわそわし、
飲みかけのお茶を洗い場に持っていき、お茶の抽出時間を間違えては沈殿させ、
包丁が宙を舞いました。


平和な日常に非日常が乱入、暴走した状態です。


どうにか非日常を止めようとしても、そもそも原因と思われるものは全てカタを付けてきました。
日常に埋没した現在、原因の心当たりは全くありません。

それにも関わらず、シャンプーとリンスの順番を間違えては泡をたて、
大事な草をむしりきり、必要書類のプリントアウト枚数を間違えてます。

原因の無い非日常も、ここまで来ると喜劇です。
本人には非常にしんどいのですが、ただひたすら一匹で慌て、うろたえ、おろおろしているだけです。
これは、流石におかしい。
そろそろ非日常からの脱出はした方がよいのではないか。

じゃないと、ぺけんが延々と更新出来ないよくある状況になってしまう!
毎晩悪夢に襲われるのは困る!


と、思わず魂を飛ばしてみました。


ちょっと飛ばすぐらいなら、くたびれた時の「何でこんな事やっているんだろう」ぐらいで出来ますが、
今回は、自分の生活をたまたま「通りかかった人」ぐらいまで遠くに飛ばしてみました。

大概において、「自分が今目の前で発生している出来事」は自分にとって大事な事柄です。
うっかり対応を間違えると、人生終了してしまったり、長引いたりと良い事はありません。

しかし、客観的どころか路傍の石ぐらいの感覚で見ていると「なにもそこまで拘らなくても」と、
その非日常へのこだわり具合に驚く事があったりもします。


非日常のそのものに対応しなくてはならない事。
日常の中で対応していく事。
客観的に見て、対応した方がよろしい事。


このバランスを崩してしまっては、非日常を近距離で見物し続けては
大慌てを繰り返して七転八倒するだけです。

相手は何色なのか。
かたちは一体どんなのか。
倒せるのか、逃げた方がよろしいのか。


やはり、何であっても一定の距離と冷静さは持っていた方がよいのでは。と、
非日常におそわれていたこの数日間、しみじみ思った経験談でした。



まる!
      
 
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