10月4週
 
占いは基本です。
 
雨の日も風の日も、朝一番に目にするのは占いです。
 
朝のニュース番組や、ネットを立ち上げると出てくるものまで、
それはもう、大小さまざまな占いを目にします。
 
何をしても悪そうな日から、世界を救えそうなほどに活躍しそうな日まで。
毎日毎日、大スペクタクルな事になっている星占いですが、
それでも毎日毎日見ていれば、ふとした疑問も浮かんできます。
 

この占い、果たして当たっているのか？
 

星座は12組で成り立っています。
意外とあたる！と感じていても、もしかしたら1/12なのかもしれません。
「当たるとラッキー、はずれてもそんなもの」
そんな期待値低めで過ごしていたら、それでもかなりの確率に感じられそうです。
 
そもそも、人には趣味思考がございます。
 
自分にとって幸せなことが、ほかの人にまで幸せな事だとは限らないはずなのに、
それでも毎日続いている「良い日」「悪い日」「普通の日」予報。
 
しかし、ここでいくら疑問に思っていても、
世の中というのは、ある意味とても現実的なはずです。
 
需要が無ければここまで供給され、毎日あちこちで目にするはずがありません。
 
きっと、ある程度の正しさで世間を先導しているに違いありません。
多分そうです。そのはずです。
 

というわけで、比較検討してみることとしました。
 

毎日見ている占いと、かえるが毎日感じる幸せ感。
もしこれが限りなく一緒であるならば、きっと占いは正しいに違いない。
そんな仮説で、占いを見てみることにしたのです。
 

期間はとりあえず12日ほど。
誤差や検定方法については無視し、あくまで一例として考える事にしました。
 

初日から数日間、占いは悪い日をうろうろとし、
中盤に来ていきなりの最下位脱出、普通の日を展開し続け、
最後には毎日、好調の日が続きました。
 
唐突ですが、この時期大変忙しい時期でした。
仕事の時間構成が突如半分になり、ご飯を食べる暇があれば物事を考え、
メールの返信をする暇があれば、締め切りの逆算をし続けておりました。
 
最初の頃は、占い結果を見ても「何とかなる」と気楽に構えておりましたが、
仕事のダメージがじわじわと蓄積されていくと、世の中が暗く見え、
どんな素敵な占い結果でも、「もうだめだ」とマイナススパイラルに陥りました。
 

もはや、占いの結果で一日が決まるというよりは、
昨日の結果が今日に反映という、原因→結果が丸分かりの状況でした。
 

今なら分かります。
 

人間、気分や状況に色々影響されることがありますが、
一番影響を受けるのは、ご飯と睡眠。
 

つまり、健康です。
 
 
 
健康でいなければ、占いの範疇のアドバイスは有効範囲にならないのです。
占いがなんとなく「合わないなぁ」という時は、まず自分を振り返る。
色々満ち足りている時は、占いだって当たるんです。
 
というわけで、毎日かえるの占いアドバイスといたしましては、
「出来うる限り早く眠ろう」を強く推薦しております。
 
まずは就寝、２に昨日の積み残し。
 
人間、睡眠が大概の特効薬となってます。
 
 
 
ラッキーアイテムは、睡眠です！
 

就寝！