11月2週
事の起こりは、「じゃんけん教」からでした。
別に新しい宗教ではありません。
何か新しい事をなさなければならない時には、立候補者を募る。
立候補者が居ない場合には、その場の全員でじゃんけんをし、
負けたものがそれを執り行う。
立場の上下、根回し具合は全くの無力。
じゃんけんが強いかどうか?だけが問われる大事な行事です。
最近は、「じゃんけんの強さだけでは公平と言えるのだろうか?」なる、
意見も出て来てまいりましたので、暫定的に「あっちむいてほい!」も、
追加させていただきました。
つまり、じゃんけんを執り行った後、最弱2名が「あっちむいてほい」を挙行。
「あっちむいてほい」で更にまけた人を、被害者と認定する制度です。
なんとなく危険かと思いましたが、制度に意見が出る事は重要な事です。
まずは期間限定で実行し、問題が出なければ本採用としてもよいのでは?
と、思いつつ「あっちむいてほい(期間限定)」を実行いたしました。
「本日のじゃんけん対象」は外での掃除です。
秋が冬へと移っていくこの期間、落葉と寒さは並ではありません。
全員が本気でじゃんけんに取り組み、「あっち向いてほい」も挙行いたしました。
大人というのは、大人というだけで色々な制約を強いられます。
つまり、慢性的な運動不足と筋肉の収縮の悪さです。
本気で取り組んだその挙句、思いっきり首をひねっては「ごきぃぃ!」という音と、
全治3日ぐらい(シップ含む)の負傷を負った身といたしましては、
「あっちむいてほい」導入に関しては、けが人が出るため、却下する必要性があ
りました。
端的に述べますと、大変痛かったのです。
じゃんけんはストレッチしてから。
あっちむいてほいは、入念に首周りを温めてから。
大人というのは、年々色々と世知辛いと知った本日負傷でございました。
痛い。
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