平成26年12月28日。
 
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12月4週。

延々と絵日記を10年以上も続けてくると、慢性的に困ってしまうのが、
「次に何を描こうか?」と悩む事です。

もちろん、明日は毎日粛々とやってきて昨日となってしまいますし、
その時々の様々な出来事だってあります。

けれども、それをそのまま書いてしまうには、世の中義理や人情や
守秘義務や服務規程に抵触してしまうことがあります。

しかし、事実は実際大変面白いのです。
義理人情を飛び越えても、誰かに伝えたくてたまらないことがあるのです。


事件は今朝起きました。

『先週具合が悪いので入院するといっていた親族が亡くなった。』
との電話がありました。


大変です。


本来なら、仕事先に忌引き申請をしてから粛々と現場に行けばよいのでしょうが、
ただいま現在、年末仕事納め直前です。
帰省したら最後、年明けまで帰れません。

仕事の都合を付け、家の生ゴミ等の処理をし、喪服を突っ込み、
帰省の仕度も終えた上で移動をしなくてはならない。

繰り返します、大変です。

人間、忙しいときこそ落ち着いてといいますが、
これを落ち着き払って出来るのであれば、それこそ何かを疑います。

大変に慌てました。
慌てふためき、周囲に心配と同情をされながらも、
それでも、なんとか無事に帰省しました。

駅からも小走りし、一分一秒を争ってなんとか現場に到着したかえるの目に映ったのは、
半笑いの親族一同でした。

結果から申し上げます、生きてました。
ぴちぴちフレッシュでございました。

半笑いの親族一同より調書を取ったところ、
「耳の悪い親族が第一ソースを仕入れた」
「一時帰宅を無言の帰宅と聞き間違えた」
「慌てて一同に召集をかけた」
「事実確認は、線香あげに行った後の事だった」

いまどき、小説や漫画ドラマでも却下されるようなべたべたな展開。
そんなのが今まさにかえるの目の前に!

いやまさか。
そのまさか。

人間、あまりの衝撃がある時には怒るか笑うかしかないと言いますが、
今回は、半笑いするしかありません。

亡くなっていない。いいことです。

しかし、今朝からのあの仕事を無理やり譲渡棚上げ丸投げし、
家を半分ほっちらかして帰省と喪服の支度をし、
「気落ちして、ほかの親族まで寝込んだらどうしよう・・・」
という、気持ちのジェットコースターのオチがこれ。

もはや、会社に何て言えばよいか分からず、
家に帰る気力も無く、お悔やみを言う相手もおりません。

状況が分かれば分かるほど、こみ上げてくる不条理感。
目の前にダリの世界が展開です。

いや、これ、本当にどうしよう。

オレオレ詐欺ならぬ、死ぬ死ぬ詐欺。
「こんな辛い、忙しい時期にお電話するなんて相手に申し訳ない。」

誰だって思ってしまう、そんな気持ちの情報交錯。
何度だって繰り返します。そして、誰かにお伝えしたくてたまりません。

報告、連絡、相談と一次ソースの裏づけ。

仕事のときだけではありません。
日常生活にだって、あれは大変に大切です。

見事に引っかかった、親族一同代表かえるより。
誰かの役に立てば幸いでございます。


なお、喪服は、明日届きます。
要らない!
      
 
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