平成14年5月14日。
 
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「白黒つける」という言葉があります。
答えをどっちか1つに決める、もしくは良いか悪いかしかないという意味だと、
かえるはこの言葉を認識しています。

答えが一つしかないというのは、迷わなくてとても便利だなぁと思いますし、
意見を統一するという意味では、とっても楽ちんさんです。
悩みませんし、何かを決める時もその1つの意見・答えを引用すれば良いので
あんまり困らなくて済みます。
「会社や学校などは,利益をあげる・使える人材を育成する」
そいう大元の目的があるのですがら、それだけを考えていればとても人生簡単な気がします。

けれども、人間にはとても沢山あるはずです。
それなのに、全ての答えは1つ、善は善、悪は悪で良いのでしょうか?

まったく同じ話、まったく同じ事をしても、
とても好意的に受け取る人・とても否定的に受け取る人・一度その意見を保留するひと
さまざまな人が居ます。

ということは、少なくとも一つの事柄に対して、この例だけでも3つの意見・色が
あるという事になるのでしょうか?

少なくとも、良い悪いと白黒で考えたら「保留にする」は灰色になりそうです。
そして、灰色(保留は)
その意見には反対できないが、一理有る。
から
その意見には賛成だが、反対意見もあるかもしれない。
という灰色まで様々な色がありそうです。

世の中はどうやら白黒だけではなさそうです。

かえるが半年ぐらい幼いときは、灰色というものを上手に受け入れることができず
「なんでだろー、なんでだろーー」
と思っていましたし、灰色なんてきちんと意見をいえないからだーっと
好き勝手絶頂な事を思っていたのですが、
白黒両方の意見をかえる自身が持ち、なおかつその中間意見も
「ありかもしれないなー。受け入れるのはその人自身だもんなー」
と思うようになって、灰色はその人のの考えの結果であり、
誰かが「それはおかしいやー」というものではないと思うようになったのです。

白黒だけの世界はちょっと堅苦しいような気が、今のかえるは思うのです。
黒白はっきりの意見もそれはそれでくっきりはっきりさんですが、
もっと様々意見を受け入れたほうが、現実にそくしていて、
なんだか楽ができそうです。

世の中楽が良いのです。
・・・・かえる的には意見はカラフルなほうが楽しいのです。
 
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